木造5連アーチ橋。国の名勝に指定されている山口県岩国市の錦帯橋。おととしは400ccのバイクで走行した男に、去年1月にはスケートボードグループによって橋板が損傷させられています。そして今月19日、今度は橋の中央の欄干が傷付けられているのが見つかりました。長さはおよそ72センチ。その一部はアルファベットで「I Love you」と刻まれています。
新潟からの観光客：「本当だ、いけないな。英語で書いてある」
神奈川からの観光客：「残念ですね、本当に…」
この傷をどのようにして修復するのか。市に問い合わせると。
岩国市担当職員：「木が持つ自分で修復する能力に期待し、しばらく様子見をします」
錦帯橋は8月にも欄干に25メートル以上の引っかき傷が付けられるなどの被害に遭っています。およそ4カ月が経過し、その時の傷跡は少しずつ目立たなくなってきているということです。
秋田からの観光客：「色んな文化財にいたずらをする人がいるけど、やめてほしいですね」