「つぼみがぷっくり、気持ち悪い…」宅配ドライバーが住宅街で見つけた奇妙な植物 麻薬の原料「アツミゲシ」だった

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大分市の住宅街で2025年5月上旬、いつもの配達ルートを巡っていた宅配ドライバーが麻薬の原料となる「アツミゲシ」を偶然見つけました。
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(2025年にOBSニュースで最も読まれた記事を再掲載しています)
発見したのは、運送会社に勤める柴田洋志さん(37)。配達中、彼の目に飛び込んできたのは、見慣れない奇妙な植物でした。
柴田さん:「つぼみがぷっくりして、ちょっと気持ち悪いなと…。あまり見ない花だったので」
柴田さんは前日、ニュースで「アツミゲシ」の映像を目にしていました。あへん法により栽培が禁止されていて、その植物が、なぜか住宅街の一角に自生していたのです。
柴田さん:「テレビで見て、こんな植物もあるんだなと知りました。そして翌日の配達中、なんか見覚えがあるなと思って写真を撮りました」
発見後、柴田さんはインターネットで調べ「アツミゲシ」だと確信。すぐに警察へ通報しました。
柴田さん:「警察から『本物ですね』と言われました。『人の家の敷地なので勝手には摘めないから連絡を取って後日処理します』という感じでした。本当にまさかここにっていう感じですよね。結構びっくりしました」
5月16日、大分県薬務室の職員が現地を訪問。「アツミゲシ」のほか、真っ赤な花を咲かせていた「ケシ」も確認され、計30本を除去しました。
県薬務室 高橋尚敬さん:「今回は意図的な栽培ではなく、種子が風や鳥のフンなどに付着して拡散し、自生したものと考えられます」
違法なケシは4月下旬から花を咲かせ、6月下旬には種子をつけます。大分県内では去年、1万7000本あまりが除去されました。また、違法と気づかずに収穫し、ポピーの種として小売店に持ち込まれるケースもあるということです。
県薬務室 高橋尚敬さん:「違法なケシは、茎を巻き込むような形で葉っぱが生えています。葉の切れ込みも浅くて先端がギザギザしているのが特徴です。不正なケシではないかと思ったら最寄りの保健所、または県薬務室に相談してほしい」
アヘンなどの麻薬原料となるケシ。私たちの身近な場所に生えている可能性があり、疑わしい植物を見つけたら速やかに通報することが大切です。

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