訪日客が続々…“年中無休”クリニックに密着 「大量の鼻血」意外なワケ 来日後に「耳が聞こえにくい」何が『every.気になる!』

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不慣れな旅先で体調を崩すと、誰しも不安になるもの。外国人観光客が増え続ける中、東京駅の近くにあるクリニックに、多くの外国人らが駆け込んでいます。不調は発熱や喉の痛み、耳の聞こえづらさ、鼻血などさまざま。診察の様子に密着しました。■スタッフの多くは英語や中国語もOK年末年始も休みなし。毎日、朝9時から夜9時まで患者を受け入れているクリニックがあります。訪れる人たちの理由は多種多様。続々やってくる外国人観光客を取材しました。

東京駅から徒歩1分ほどのところにある、年中無休の「東京ステーションインターナショナルクリニック」。訪れる患者の8割ほどが外国人です。スタッフの多くは英語や中国語でも対応可能です。■1日に何度も鼻血が…血圧はアメリカから観光でやって来た男性(40代)「鼻血が何度も何度も出てきます。観光中、大量に鼻血が出たので、周りの人に助けてもらってトイレに駆け込みました」 この2日前、東京・秋葉原を訪れた際に突然鼻血が。1日に何度も出るため、不安だといいます。血圧を測ると、医師は「高いですね…」と言いました。上は165、下も110という結果に。 医師「塩辛いものは食べましたか?」男性「たくさん食べました。日本の食事がおいしくて…」■塩分のとりすぎで血圧が上昇連日、塩気の強いラーメンを堪能。トンカツやおすしには、ソースやしょうゆを大量につけて食べていたそうです。医師が「しばらく塩分を控えてください」と言うと、男性は「分かりました…」と応じました。塩分のとりすぎで血圧が上昇。鼻血の原因は高血圧によるものと診断され、血圧を下げる薬を処方されました。薬をしっかり服用し、食生活を見直した方がよいとアドバイスを受けた男性。「今日から塩分のとりすぎに気をつけます」と笑顔で話しました。 ■冬に多くなる熱やせきの症状コロンビアから来た姉妹が来院しました。30代の女性「喉がとても痛くて、体調が悪いんです」喉の痛みに加え、熱もあるそう。「風邪です」と医師が言います。冬に多いのが、こうした熱やせきなどの症状です。■帰り際、母親にようやく戻った笑顔インドネシアから来た母親(30代)も「息子が熱を出したので、ホテルから急いできました」。7歳の息子さんが発熱し、せきや吐き気などの症状もありました。予約がなくても診察が受けられると知り、駆け込んできました。母親は「朝の7時くらいに39℃近く熱が出たんです」と医師に伝えます。診察時も熱があり、医師は「38.6℃。高いですね。インフルエンザかもしれません」と言います。検査してみると陰性でした。診断結果は風邪。朝晩の激しい寒暖差で体調を崩した可能性が高いそうです。「今日は買い物に行く予定でしたが、ホテルでゆっくり休ませます。待ち時間も少なく、丁寧な対応でとても助かりました」。帰り際、ようやくお母さんにも笑顔が戻りました。■「ずっと水の中にいるような感覚」3日前にドイツから観光で来た男性(60代)は「左耳が聞こえづらいんです。ずっと水の中にいるような感覚です」と伝えました。来日直後に突然、左耳が聞こえにくくなり、耳鳴りもするといいます。 医師「耳に痛みはありますか?」男性「いいえ」医師「同じような経験はありますか?」男性「いいえ、ありません」診断した医師が「耳あかがかなり詰まっています。掃除はしていますか?」と聞くと、男性は「していません」と答えました。結果は「耳垢栓塞(じこうせんそく)」。耳垢がたまって穴を塞いでしまうという症状です。男性「耳栓が原因かもしれません。飛行機で寝る時に、かなり奥まで突っ込んだので」点耳薬が処方され、耳掃除をするよう促された男性。「バカですね。でも原因が分かって安心しました」と胸をなでおろしました。■インスリン注射が足りない理由メキシコから来た兄弟。滞在予定は12日間だといいます。50代の男性は「糖尿病のインスリン注射がなくなりそうなんです」と言います。10年前から糖尿病を患っています。インスリン注射が足りないのには理由がありました。男性は「インスリンを入れていたスーツケースを紛失してしまいました」と明かします。メキシコの空港で預けた荷物が、手違いで別の国へ。そのスーツケースにインスリンを半分入れていたため、足りなくなってしまったといいます。医師「1日3回打ちますか?」男性「朝・晩の2回です」■インスリンを処方後、医師が助言薬がないと血糖値が急上昇し、合併症につながるリスクが高まるといいます。医師は10日分のインスリンを処方しました。最後に医師は「旅行に行く時は必ず2セットを、別々のカバンに準備してください」と伝えました。旅行の時は半分に分けるのではなく、手荷物と預け荷物の両方に十分な量のインスリンを入れるようにというアドバイスです。男性「医師に良いアドバイスをもらったので、次からはちゃんと気をつけます。日本のケーキが大好きなので、これで安心して食べられます」不安から解放された男性。この後はケーキなど、日本での食事を堪能したということです。(1月7日『news every.』より)
不慣れな旅先で体調を崩すと、誰しも不安になるもの。外国人観光客が増え続ける中、東京駅の近くにあるクリニックに、多くの外国人らが駆け込んでいます。不調は発熱や喉の痛み、耳の聞こえづらさ、鼻血などさまざま。診察の様子に密着しました。
年末年始も休みなし。毎日、朝9時から夜9時まで患者を受け入れているクリニックがあります。訪れる人たちの理由は多種多様。続々やってくる外国人観光客を取材しました。
東京駅から徒歩1分ほどのところにある、年中無休の「東京ステーションインターナショナルクリニック」。訪れる患者の8割ほどが外国人です。スタッフの多くは英語や中国語でも対応可能です。
アメリカから観光でやって来た男性(40代)「鼻血が何度も何度も出てきます。観光中、大量に鼻血が出たので、周りの人に助けてもらってトイレに駆け込みました」 この2日前、東京・秋葉原を訪れた際に突然鼻血が。1日に何度も出るため、不安だといいます。血圧を測ると、医師は「高いですね…」と言いました。上は165、下も110という結果に。 医師「塩辛いものは食べましたか?」
男性「たくさん食べました。日本の食事がおいしくて…」
連日、塩気の強いラーメンを堪能。トンカツやおすしには、ソースやしょうゆを大量につけて食べていたそうです。医師が「しばらく塩分を控えてください」と言うと、男性は「分かりました…」と応じました。
塩分のとりすぎで血圧が上昇。鼻血の原因は高血圧によるものと診断され、血圧を下げる薬を処方されました。
薬をしっかり服用し、食生活を見直した方がよいとアドバイスを受けた男性。「今日から塩分のとりすぎに気をつけます」と笑顔で話しました。
コロンビアから来た姉妹が来院しました。
30代の女性「喉がとても痛くて、体調が悪いんです」
喉の痛みに加え、熱もあるそう。「風邪です」と医師が言います。冬に多いのが、こうした熱やせきなどの症状です。
インドネシアから来た母親(30代)も「息子が熱を出したので、ホテルから急いできました」。7歳の息子さんが発熱し、せきや吐き気などの症状もありました。予約がなくても診察が受けられると知り、駆け込んできました。
母親は「朝の7時くらいに39℃近く熱が出たんです」と医師に伝えます。診察時も熱があり、医師は「38.6℃。高いですね。インフルエンザかもしれません」と言います。
検査してみると陰性でした。診断結果は風邪。朝晩の激しい寒暖差で体調を崩した可能性が高いそうです。
「今日は買い物に行く予定でしたが、ホテルでゆっくり休ませます。待ち時間も少なく、丁寧な対応でとても助かりました」。帰り際、ようやくお母さんにも笑顔が戻りました。
3日前にドイツから観光で来た男性(60代)は「左耳が聞こえづらいんです。ずっと水の中にいるような感覚です」と伝えました。来日直後に突然、左耳が聞こえにくくなり、耳鳴りもするといいます。 医師「耳に痛みはありますか?」
男性「いいえ」
医師「同じような経験はありますか?」
男性「いいえ、ありません」
診断した医師が「耳あかがかなり詰まっています。掃除はしていますか?」と聞くと、男性は「していません」と答えました。結果は「耳垢栓塞(じこうせんそく)」。耳垢がたまって穴を塞いでしまうという症状です。
男性「耳栓が原因かもしれません。飛行機で寝る時に、かなり奥まで突っ込んだので」
点耳薬が処方され、耳掃除をするよう促された男性。「バカですね。でも原因が分かって安心しました」と胸をなでおろしました。
メキシコから来た兄弟。滞在予定は12日間だといいます。
50代の男性は「糖尿病のインスリン注射がなくなりそうなんです」と言います。10年前から糖尿病を患っています。インスリン注射が足りないのには理由がありました。
男性は「インスリンを入れていたスーツケースを紛失してしまいました」と明かします。メキシコの空港で預けた荷物が、手違いで別の国へ。そのスーツケースにインスリンを半分入れていたため、足りなくなってしまったといいます。
医師「1日3回打ちますか?」
男性「朝・晩の2回です」
薬がないと血糖値が急上昇し、合併症につながるリスクが高まるといいます。医師は10日分のインスリンを処方しました。最後に医師は「旅行に行く時は必ず2セットを、別々のカバンに準備してください」と伝えました。
旅行の時は半分に分けるのではなく、手荷物と預け荷物の両方に十分な量のインスリンを入れるようにというアドバイスです。
男性「医師に良いアドバイスをもらったので、次からはちゃんと気をつけます。日本のケーキが大好きなので、これで安心して食べられます」
不安から解放された男性。この後はケーキなど、日本での食事を堪能したということです。

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