橋下徹氏「なぜ兵庫県斎藤知事の告発者探索は許してはいけないことなのかを…」福井前知事セクハラ問題で

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

元大阪府知事で大阪市長も務めた弁護士の橋下徹氏(56)が9日までに自身のSNSを更新。福井県の杉本達治前知事(63)がセクハラを認め辞職した問題について言及した。
福井県の依頼を受けた弁護士3人の特別調査委員は7日、記者会見で調査報告書を公表。複数の女性職員に性的関係を求め、身体的特徴に言及するメッセージを約1000通送信したほか、体を触るなどの行為をセクハラに当たると認定した。
橋下氏は「なぜ兵庫県斎藤知事の告発者探索は絶対に許してはいけないことなのかを端的に表している。知事は絶対権力者。知事が内部告発に関与したら、なおさら機能しなくなる」と自身の考えをつづった。
杉本氏は知事就任以前に県総務部長、副知事などを務めており、セクハラ行為は約20年にわたったという。長年にわたり女性職員らに送ったメッセージは件数も内容も“異常”とも言えるもので、調査委はストーカー規制法や不同意わいせつの罪に抵触する可能性もあるとして「責任は重大」と断じた。
報告書によると、杉本氏は少なくとも4人の職員に「キスしちゃう」といった性的なメッセージをLINEや私用メールを用いて送信。「一切内緒で、墓場まで持っていってね」と口止めもしていた。メッセージの一部は報告書で公表された。
昨年4月、外部窓口に女性職員が通報し問題が発覚。調査委は9月に調査を開始し、全職員約6000人に情報提供を依頼。14人に接触し、通報者を含む4人から資料提出などの協力を得たという。
被害者らは「性的な関係を要求された場合は応じなければ職を失うのではないか」と悩み、知事の機嫌を損ねない程度で返信。深夜、休日、業務外にも送られてくるしつこい性的メッセージに「心の底から気持ち悪かった」などと訴えている。
また杉本氏は飲食時に職員のスカートの中に手を入れて尻を触ったほか、2人がけのソファに並んで座り、太腿を触るなどの身体的行為にも及んだ。被害者らは「精神的苦痛は一生忘れることができない」としているという。
杉本氏は委員の聞き取りに「酔っていて気が緩んだ」とメッセージ送信を認めた一方、体を触ったことは「全く記憶にない」と否定。昨年12月に、この件を受け辞職した。報告書を受け7日、被害者に「深くおわび申し上げる」とのコメントを発表。被害者保護を理由に説明の場は設けないとした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。