神奈川県内で2024年に発生した労働災害(労災)による死傷者数(休業4日以上、新型コロナウイルス感染症を除く)は8231人となり、7年連続で増え、過去30年間で最多となった。25年は11月末時点で死傷者数は減少しているものの、死亡者数は38人に上り、過去5年間で最多のペース。人手不足が深刻化する中、労働者の高齢化などが背景にあるとみられ、対策が急務となっている。
厚生労働省神奈川労働局によると、県内の労災による死傷者数は09年に過去最少の6215人になって以降、17年までは6500人前後で推移。18年に6920人になってからは増加に転じ、23年は8002人を数え、1994年(8373人)以来で30年ぶりに8千人を超えた。24年はさらに229人増え、1995年(7725人)以降で最も多かった。
24年を業種別でみると、陸上貨物運送事業が最も多く1152人。社会福祉施設1147人、小売業1114人、製造業1042人が続いた。