「クマカフェ」の前で“緊急銃猟” クマ1頭がワナにかかる カフェオーナーの女性「好きだけれど仕方がない」《新潟・胎内市》

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胎内市でクマ1頭がワナにかかっているのが確認され、緊急銃猟により駆除されました。その目の前にはクマ好きの女性が営む「クマカフェ」という店が。女性は「クマは好きだけれど仕方がない」と語ります。胎内市下赤谷にある「クマカフェ」の目の前。11月14日、この場所でクマがワナにかかり「緊急銃猟」が実施されました。ワナの付近にはクマが落としたとみられる木の枝が…クマカフェのオーナーの息子・タリスさんは3日前にもこの場所でクマを目撃していたといいます。

〈タリスさん〉「これ全部クマが取った枝ですね」「3日前に子グマが2匹来てそこで通報して檻が設置されました。一番上のところまで登って枝とか取って銀杏をあさってたんですよ」ワナが設置されて4日目の11月14日。午前7時半ごろに下赤谷の区長が体長1.2メートルのクマが捕獲されているのを発見。付近には住宅があり他にクマがいる可能性もあったことから午前9時過ぎに県内で6例目となる緊急銃猟を実施しクマを駆除しました。〈タリスさん〉「“バン!”みたいな感じでなって怖かったですね。店の中でも聞こえたので」目の前のクマカフェ……クマが大好きだというタリスさんの母親・フラビアさんが約2年前にオープンしました。クマの人形が飾られているほか、クマをモチーフにした飲み物などを提供しています。そんな店の前でクマが駆除されたことに対しフラビアさんは…〈「クマカフェ」オーナー フラビアさん〉「クマ好きだからきょうすごく悲しかった。でも仕方ない、周りここもご年配の方が多いから皆さん畑仕事したり神社回りしたり、危険は危険ですので」相次ぐクマの出没に連日の緊急銃猟。県は引き続き警戒を呼びかけています。

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