NHKから国民を守る党の党首・立花孝志容疑者が元兵庫県議の名誉を毀損したとして9日、逮捕されました。警察は告訴された6件全ての内容について、名誉毀損の疑いで立件していたことが分かりました。■神戸地検に入る際に親指を…立花孝志容疑者10日午後4時、政治団体「NHK党」は緊急会見でお詫びしました。NHK党 斉藤健一郎副党首「現在、党としては事実関係の詳細を慎重に確認している段階」――今後の見通し
NHK党 斉藤健一郎副党首「全く分からない。それは党首のみぞ知る」NHK党 立花孝志容疑者(今年1月)「『逮捕される』と言われて命を絶ったとなれば、僕は毎日『逮捕される』と言われている」10日午前、立花孝志容疑者を乗せた車が県警本部から出てきました。フラッシュがたかれると白い歯が見えました。立花容疑者は、今年1月に自殺したとみられる元兵庫県議の竹内英明さんについて、「逮捕される予定だった」などとウソの発言を繰り返すなどし、名誉を毀損した疑いが持たれています。神戸地検に入る際には、報道陣を前に親指を立てました。捜査関係者によりますと、立花容疑者が先月、ドバイに渡航していて、証拠隠滅や逃亡の可能性があったことから警察は逮捕に踏み切ったということです。■「生前」「死後」の発信に名誉毀損の疑い竹内元県議は、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを追及していました。竹内県議(当時)「付箋を投げたということで、それは腹が立ったということ」斎藤知事「目の前に投げて放り投げてしまった」しかし、SNS上で批判の的になり去年11月に辞職。その2か月後に亡くなりました。自殺とみられています。過激な発信が目立つ立花容疑者。今回、名誉毀損の疑いが持たれているのは、竹内元県議への「生前」、そして「死後」の発信です。生前は、去年12月の街頭演説。立花容疑者「何も言わずに去っていった。竹内議員はめっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのは多分、間違いない」死後は次のように投稿していました。立花容疑者「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」兵庫県警はこれらの発信を全面否定。竹内元県議の妻が刑事告訴していました。立花容疑者は警察の調べに対し「発言した事実について争うつもりはない」と供述しているといいます。竹内元県議の妻「逮捕の報道が出たことで主人の仏前に報告しました。刑事告訴を出して以降どうなるのか、不安や心配もありましたが、今はホッとしております。死者の名誉毀損ということは、かなり踏み込んでくださった。これ以上の犠牲は生まれてほしくない」立花容疑者の発言について、これまでに6件刑事告訴していた竹内元県議の妻。その後の捜査関係者への取材で、警察がその全てを名誉毀損の疑いで立件していたことも分かりました。立件されているのは、次の発言です。立花容疑者「竹内県議はかなりでっち上げをしていたことは多くの人が分かっている。心を病んで自ら命を絶つ。気の毒だが自業自得」警察は、立花容疑者が発言を繰り返した経緯などを調べています。
NHKから国民を守る党の党首・立花孝志容疑者が元兵庫県議の名誉を毀損したとして9日、逮捕されました。警察は告訴された6件全ての内容について、名誉毀損の疑いで立件していたことが分かりました。
10日午後4時、政治団体「NHK党」は緊急会見でお詫びしました。
NHK党 斉藤健一郎副党首「現在、党としては事実関係の詳細を慎重に確認している段階」
――今後の見通し
NHK党 斉藤健一郎副党首「全く分からない。それは党首のみぞ知る」
NHK党 立花孝志容疑者(今年1月)「『逮捕される』と言われて命を絶ったとなれば、僕は毎日『逮捕される』と言われている」
10日午前、立花孝志容疑者を乗せた車が県警本部から出てきました。フラッシュがたかれると白い歯が見えました。
立花容疑者は、今年1月に自殺したとみられる元兵庫県議の竹内英明さんについて、「逮捕される予定だった」などとウソの発言を繰り返すなどし、名誉を毀損した疑いが持たれています。
神戸地検に入る際には、報道陣を前に親指を立てました。
捜査関係者によりますと、立花容疑者が先月、ドバイに渡航していて、証拠隠滅や逃亡の可能性があったことから警察は逮捕に踏み切ったということです。
竹内元県議は、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを追及していました。
竹内県議(当時)「付箋を投げたということで、それは腹が立ったということ」
斎藤知事「目の前に投げて放り投げてしまった」
しかし、SNS上で批判の的になり去年11月に辞職。その2か月後に亡くなりました。自殺とみられています。
過激な発信が目立つ立花容疑者。今回、名誉毀損の疑いが持たれているのは、竹内元県議への「生前」、そして「死後」の発信です。
生前は、去年12月の街頭演説。
立花容疑者「何も言わずに去っていった。竹内議員はめっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのは多分、間違いない」
死後は次のように投稿していました。
立花容疑者「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」
兵庫県警はこれらの発信を全面否定。竹内元県議の妻が刑事告訴していました。
立花容疑者は警察の調べに対し「発言した事実について争うつもりはない」と供述しているといいます。
竹内元県議の妻「逮捕の報道が出たことで主人の仏前に報告しました。刑事告訴を出して以降どうなるのか、不安や心配もありましたが、今はホッとしております。死者の名誉毀損ということは、かなり踏み込んでくださった。これ以上の犠牲は生まれてほしくない」
立花容疑者の発言について、これまでに6件刑事告訴していた竹内元県議の妻。その後の捜査関係者への取材で、警察がその全てを名誉毀損の疑いで立件していたことも分かりました。
立件されているのは、次の発言です。
立花容疑者「竹内県議はかなりでっち上げをしていたことは多くの人が分かっている。心を病んで自ら命を絶つ。気の毒だが自業自得」