クマ投稿で“宿泊キャンセル” SNSで誤情報が拡散…観光地に打撃 野生動物が近づかない対策も【静岡】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

クマによる被害が全国で相次ぐ中、静岡県内の観光地もクマ問題に頭を悩ませています。島田市の宿泊施設に寄せられた複数の予約キャンセル。発端となったのはクマと勘違いされたSNSでの投稿でした。
【写真を見る】クマ投稿で“宿泊キャンセル” SNSで誤情報が拡散…観光地に打撃 野生動物が近づかない対策も【静岡】
<川根温泉ふれあいの泉 早尻浩樹 支配人>

静岡県島田市川根町の宿泊施設「川根温泉ふれあいの泉」。

その理由は、全国で相次ぐクマ被害。
人に被害を及ぼすケースが続いていますが、このクマが島田市川根町にも出没したという情報がSNSで拡散されたのです。
<大西晴季 記者>

SNSでは大井川の土手を駆け降りる黒い動物のようなものが映っていました。

島田市が調査した結果、目撃された動物はツキノワグマではなく、ニホンカモシカだったことが明らかになったのです。
この目撃情報が拡散した後、ふれあいの泉にはキャンセルや問い合わせが相次ぎました。
<川根温泉ふれあいの泉 早尻浩樹 支配人>

11月7日、山形県の温泉旅館にクマが侵入しました。

<川根温泉ふれあいの泉 早尻浩樹 支配人>

これから紅葉シーズンの本格化を迎える山間の観光地は葉の色付きだけでなく、クマの出没情報にも敏感にならざるを得ない状況になっています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。