台風26号は今日8日午前3時に「大型」で「強い」勢力に発達しました。週明けにも進路を北よりに変える見込みで、沖縄は警報級の大雨や高波の可能性があります。今後の進路に注意が必要です。
台風26号が大型で強い勢力に 週明けにも南西諸島に影響か
フィリピンの東を西よりに進む台風26号は、今日8日、午前3時に「大型」で「強い」勢力になりました。今後はさらに発達して、明日9日には「非常に強い」となる見込みで、10日(月)にかけてフィリピンに接近する予想です。その後、進路を北よりに変える見込みです。沖縄の先島諸島では10日(月)~12日(水)頃は警報級の大雨や高波となる可能性があります。
台風への備えは早めに済ませてください。
台風が離れていても注意 早くから高波の恐れ
台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。また、台風から離れていても油断はできません。台風から発生した「うねり」は遠くまで届くため、台風の接近前から急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。