別府ひき逃げ、八田與一容疑者の遺留品を海底で捜索…海に入って逃亡した可能性も視野に捜査

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大分県別府市で2022年6月、男子大学生2人が車にはねられて死傷したひき逃げ事件で、県警が海底の堆積(たいせき)物に、殺人容疑などで指名手配中の八田與一(よいち)容疑者(29)の遺留品などがないか捜索していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
県警は、海に入って逃亡した可能性も視野に捜査している。
捜査関係者らによると、日出町の漁港で6日、集められた堆積物を捜査員が確認した。県が海底の清掃活動を行う際に協力を要請しているという。同港では7日も、船から回収物を受け取る捜査員の姿が見られた。
県警によると、八田容疑者は22年6月29日夜、別府市の県道交差点で、信号待ちのバイク2台に軽乗用車で追突し、男子大学生(当時19歳)を殺害、もう1人の男子大学生を殺害しようとした疑いなどが持たれている。
県警は防犯カメラ映像から、八田容疑者が現場から東方の別府湾方面に向かったと特定。1・7キロ離れたヨットハーバーでは、容疑者が着ていた黒いTシャツが見つかっている。

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