渋谷母子切り付け事件 15歳少女を少年院送致

今年8月、東京・渋谷区で路上で親子をナイフで刺したとして逮捕された15歳の少女について、さいたま家裁が少年院に送致する保護処分を決定しました。
中学3年生の少女は今年8月、渋谷区円山町の路上で女性とその娘を持っていた果物ナイフで刺して殺害しようとしたなどの疑いで逮捕され、さいたま家裁に送致されていました。
さいたま家裁は14日、少女について「あらかじめ果物ナイフなどを購入し、殺害できそうな相手と場所を選んでおり計画性が認められるうえ、行為も執拗（しつよう）かつ危険」としたうえで、「少女が本件の悪質・重大性や自己の問題性に向き合い始めている」などと指摘し、少年院に送致する保護処分を決定しました。