Amazonで充電ケーブル注文→届いたのは「土」 まさかの報告に反響…一体なぜ?メーカー側の見解は

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充電ケーブルをアマゾンで注文し、配達された化粧箱を開けると、なんと「土」が入っていた――ツイッターでこんな内容の投稿があり、関心を集めている。
ケーブルが入っているはずの箱の横に、ビニールに入れられた土が置いてある。
この土が箱に入っていたとして、ツイッターユーザーの「ゆな先生」(@JapanTank)は2022年12月13日、写真を投稿した。
土を計量器の上に乗せて測ると、27グラムあったことを示す写真も載せた。USBタイプのケーブルは29グラムと重量表示があったことから、ほぼ同じ重さだ。
ゆなさんの投稿によると、中国のモバイル関連メーカー「Anker(アンカー)」の充電ケーブルで、Anker Directが販売し、アマゾンが発送した。
箱は、開封の形跡はなく、化粧箱やシールもきれいだったという。アマゾンのサポートにチャットを通じて問い合わせると、すぐに返金対応があったとした。
なぜ土にすり替わっていたのかは不明だが、このケーブルを買った何者かが返品のときに商品を抜き取って土を入れ、お金をバックしてもらった可能性があると指摘した。アマゾンも、商品の重さだけではすり替わったことに気づかなかったのではないかともいう。
ゆなさんは14日、J-CASTニュースの取材に応じ、ケーブルを1日に発注し、12日に届いたとした。アマゾンには、翌13日にチャットサポートで問い合わせると、担当者は、「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪し、わずか5分ほどで返金対応を約束したという。数時間後には返金処理され、「対応は早かったと思います」と明かした。
ケーブルは、ブラックフライデーセールで購入しており、通常価格との差額の補てんもしてもらったという。
アマゾン側がすり替わりを事前にチェックできなかったことについては、「いかに安く便利な通販サービスを提供するためには、簡易的検査にせざるを得ないトレードオフの側面はあると思う」としたうえで、不正行為を減らすために今後は知恵と努力を傾けてほしいと要望した。
被害に遭ったゆなさんは、悪意のある第三者がアマゾンで購入した商品を中身を土にすり替えて返品したものが今回届いた可能性を指摘していた。これについて、Ankerの商品を扱うアンカー・ジャパンの広報担当者は12月14日、次のようにメールで取材に答えた。
何者かが返品のときなどに悪意を持って土とすり替えたときのチェック体制については、こう述べた。
今回の商品発送について、アマゾン・ジャパンの広報本部にも取材を申し込んでおり、14日20時時点では回答が来ていない。回答が来次第、追記などの対応をする。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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