最強のブラックカードを持つ55歳経営者男性が絶望…嫉妬に狂った38歳恋人が取ったヤバすぎる行動

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作家で恋愛セラピストの麻未知花氏はこれまで1万人以上に、恋愛相談や不倫の聞き取り取材を行ってきた。彼女に身の上を打ち明けた男女は、財界人、教育者、芸能人、プロスポーツ選手まで多岐にわたる。
結婚相手を選ぶにあたり、どうしても気になってしまうのが、収入だ。「愛があれば大丈夫」と思っていても、現実はそうはいかない。当然、財産を持つ男性は自分に寄ってくる女性を「お金目当てかもしれない」と警戒はする。しかし、恋心の前にはそれも簡単に崩れ去ってしまう。今回はある経営者男性の壮絶な末路を麻未氏が徹底レポートしていく。
アメリカン・エキスプレスのブラックカード「センチュリオン」は、最高峰のブラックカードと呼び声が高い。007のジェームス・ボンドが所有し、「戦車すら買える」とまで言われるほどである。
日本の大手企業、創業者一族の愛人の息子という出自を持つ、関口直哉(仮名・55歳)は、そのブラックカード「センチュリオン」を所有するひとりである。早くに母親を交通事故で亡くし、父に引き取られて以降、本妻とその子供たちと一緒に育てられた苦労人だ。PHOTO by iStock血のつながらない“家族”から苛烈なイジメを受け続け、15歳で家を出た。不憫に思う父親の支援を受けながら通った国立大学卒業後は、屈折した過去をバネに飲食、美容、不動産系の会社を次々と立ち上げては成功を収め、自力で資産家へとのし上がった男である。「事業を成功させる事で、人の顔色を見ながら生きる癖は少しずつ抜けていきました。自分自身を肯定できるようになり、『自分は一族の恥さらしではない』という自信もつきました。そして自信がついた頃、女性にモテるようになりました。浮かれた時期もありましたよ。でも違ったんですよね。女性たちが好きなのは僕じゃなくて、僕の持つ金だった」関口は目下、「事業を成功させることで、自分を確立できたが、愛だけは得られそうもない」と苦悩している。「僕が成功してからの人生は、とにかく容姿に自信のある女ばかり寄ってくるようになりました。でも見事に全員が『財産狙い』でした。出会って数か月でタワマンや“お手当”を欲しがるようになりましたからね。ひとりだけ僕のアライグマのような顔を『カッコイイ』と言って寄ってきた30代の女性もいましたが、誕生日のプレゼントに『キャンピングカーと釣り道具が欲しい』と言われ、買ってあげたら、どこかに消えてしまったし…」 『財産狙いの女』が寄ってくるのは資産家の宿命でもある。数人の交際で失敗した関口は、<女性の誕生日に特別なプレゼントは用意しない>、<普段の食事はファミレスを利用する>、<デートで使う車は営業用のバン>などの対策を取りながら、金目当ての変な女を排除してきたというが、それでも、「また悪い女に引っかかってトラブルになった」という。最初は順調だったが…「相手は僕の交際相手、真奈美(仮名・38歳)です。茶道の師範をしていて、食事に誘ったらOKしてくれて、トントン拍子で交際がスタートしました」PHOTO by iStock当初は、この交際は順調に思えたという。真奈美は金品を要求することもせず、交際半年で関口が暮らすタワーマンションで同棲開始。その直後、交通事故で靭帯を損傷して入院した際には、日々、献身的にお見舞いに来てくれただけではなく、関口が直接経営していた加圧トレーニングクラブや、スポーツジムなどの事務作業まで快く引き受けてくれたという。「この一件で、僕は本気で結婚を考えるようになりました。ところが真奈美を知るゴルフ仲間から『もう少し様子を見た方がいい』と忠告を受けたのです。当時は『なんて失礼な奴らだ』と相手にしなかったのですが、今なら理解できます。彼女は危険な女性だったからです」恋人の恐ろしい本性その片鱗をみせたのは退院後、すぐの事だった。「うちの女性スタッフが加圧トレーニングのライセンスを取りたいと相談してきたので、カフェで、お茶を飲みながら説明をしていたんですね。そしたらいきなり真奈美が入ってきて『何やってんだよ! この野郎が!』と罵り、僕の飲みかけの紅茶を女性スタッフの顔にかけて、ティーカップを僕の顔に投げつけたのです」 理不尽な話だが、嫉妬に狂った真奈美に、女性スタッフのクビを切るように責め立てられ、仕方なく迷惑金を含めた退職金として、6ヶ月分の給料を支払ったうえで、辞めてもらったという。その後の女の行動も、不信感が増すばかりだったそうだ。PHOTO by iStock「僕の行く場所が常にバレていて、職場以外の場所に移動すると、ヒステリックな顔をした真奈美が高確率でやってきたのです。店の外から窓を覗き込んだり、時には店に入ってきて、僕が誰と一緒にいるか確認してきた。それで探偵の知人に相談したら、スマホにGPSアプリを入れられていることがわかりました。愛していた女性がストーカーとなってしまった事態にはもう、絶望と恐怖しかなかった」PHOTO by iStock怖くなった関口は、真奈美と距離を置くことを決意し、穏便に別れるタイミングを模索していたという。ところが、さらなる事態が発生。別れを決意した矢先、関口が帰宅すると、家具一式が消え、金庫に入れていた会社の資本金を含む、現金5000万円が無くなっていたのだ。「真奈美が犯人だ!」 関口はその場で警察に通報しようとしたが、嫌な予感がして、110番を押す指を止めたという。その予感は的中していた――。関口の末路については後編「財産目当て」の恋人が言い放った衝撃の言い訳…ブラックカードを持つ55歳経営者男性の末路で詳述していく。
日本の大手企業、創業者一族の愛人の息子という出自を持つ、関口直哉(仮名・55歳)は、そのブラックカード「センチュリオン」を所有するひとりである。早くに母親を交通事故で亡くし、父に引き取られて以降、本妻とその子供たちと一緒に育てられた苦労人だ。
PHOTO by iStock
血のつながらない“家族”から苛烈なイジメを受け続け、15歳で家を出た。不憫に思う父親の支援を受けながら通った国立大学卒業後は、屈折した過去をバネに飲食、美容、不動産系の会社を次々と立ち上げては成功を収め、自力で資産家へとのし上がった男である。
「事業を成功させる事で、人の顔色を見ながら生きる癖は少しずつ抜けていきました。自分自身を肯定できるようになり、『自分は一族の恥さらしではない』という自信もつきました。そして自信がついた頃、女性にモテるようになりました。浮かれた時期もありましたよ。でも違ったんですよね。女性たちが好きなのは僕じゃなくて、僕の持つ金だった」
関口は目下、「事業を成功させることで、自分を確立できたが、愛だけは得られそうもない」と苦悩している。
「僕が成功してからの人生は、とにかく容姿に自信のある女ばかり寄ってくるようになりました。でも見事に全員が『財産狙い』でした。出会って数か月でタワマンや“お手当”を欲しがるようになりましたからね。ひとりだけ僕のアライグマのような顔を『カッコイイ』と言って寄ってきた30代の女性もいましたが、誕生日のプレゼントに『キャンピングカーと釣り道具が欲しい』と言われ、買ってあげたら、どこかに消えてしまったし…」
『財産狙いの女』が寄ってくるのは資産家の宿命でもある。数人の交際で失敗した関口は、<女性の誕生日に特別なプレゼントは用意しない>、<普段の食事はファミレスを利用する>、<デートで使う車は営業用のバン>などの対策を取りながら、金目当ての変な女を排除してきたというが、それでも、「また悪い女に引っかかってトラブルになった」という。最初は順調だったが…「相手は僕の交際相手、真奈美(仮名・38歳)です。茶道の師範をしていて、食事に誘ったらOKしてくれて、トントン拍子で交際がスタートしました」PHOTO by iStock当初は、この交際は順調に思えたという。真奈美は金品を要求することもせず、交際半年で関口が暮らすタワーマンションで同棲開始。その直後、交通事故で靭帯を損傷して入院した際には、日々、献身的にお見舞いに来てくれただけではなく、関口が直接経営していた加圧トレーニングクラブや、スポーツジムなどの事務作業まで快く引き受けてくれたという。「この一件で、僕は本気で結婚を考えるようになりました。ところが真奈美を知るゴルフ仲間から『もう少し様子を見た方がいい』と忠告を受けたのです。当時は『なんて失礼な奴らだ』と相手にしなかったのですが、今なら理解できます。彼女は危険な女性だったからです」恋人の恐ろしい本性その片鱗をみせたのは退院後、すぐの事だった。「うちの女性スタッフが加圧トレーニングのライセンスを取りたいと相談してきたので、カフェで、お茶を飲みながら説明をしていたんですね。そしたらいきなり真奈美が入ってきて『何やってんだよ! この野郎が!』と罵り、僕の飲みかけの紅茶を女性スタッフの顔にかけて、ティーカップを僕の顔に投げつけたのです」 理不尽な話だが、嫉妬に狂った真奈美に、女性スタッフのクビを切るように責め立てられ、仕方なく迷惑金を含めた退職金として、6ヶ月分の給料を支払ったうえで、辞めてもらったという。その後の女の行動も、不信感が増すばかりだったそうだ。PHOTO by iStock「僕の行く場所が常にバレていて、職場以外の場所に移動すると、ヒステリックな顔をした真奈美が高確率でやってきたのです。店の外から窓を覗き込んだり、時には店に入ってきて、僕が誰と一緒にいるか確認してきた。それで探偵の知人に相談したら、スマホにGPSアプリを入れられていることがわかりました。愛していた女性がストーカーとなってしまった事態にはもう、絶望と恐怖しかなかった」PHOTO by iStock怖くなった関口は、真奈美と距離を置くことを決意し、穏便に別れるタイミングを模索していたという。ところが、さらなる事態が発生。別れを決意した矢先、関口が帰宅すると、家具一式が消え、金庫に入れていた会社の資本金を含む、現金5000万円が無くなっていたのだ。「真奈美が犯人だ!」 関口はその場で警察に通報しようとしたが、嫌な予感がして、110番を押す指を止めたという。その予感は的中していた――。関口の末路については後編「財産目当て」の恋人が言い放った衝撃の言い訳…ブラックカードを持つ55歳経営者男性の末路で詳述していく。
『財産狙いの女』が寄ってくるのは資産家の宿命でもある。数人の交際で失敗した関口は、<女性の誕生日に特別なプレゼントは用意しない>、<普段の食事はファミレスを利用する>、<デートで使う車は営業用のバン>などの対策を取りながら、金目当ての変な女を排除してきたというが、それでも、「また悪い女に引っかかってトラブルになった」という。
「相手は僕の交際相手、真奈美(仮名・38歳)です。茶道の師範をしていて、食事に誘ったらOKしてくれて、トントン拍子で交際がスタートしました」
PHOTO by iStock
当初は、この交際は順調に思えたという。真奈美は金品を要求することもせず、交際半年で関口が暮らすタワーマンションで同棲開始。その直後、交通事故で靭帯を損傷して入院した際には、日々、献身的にお見舞いに来てくれただけではなく、関口が直接経営していた加圧トレーニングクラブや、スポーツジムなどの事務作業まで快く引き受けてくれたという。
「この一件で、僕は本気で結婚を考えるようになりました。ところが真奈美を知るゴルフ仲間から『もう少し様子を見た方がいい』と忠告を受けたのです。当時は『なんて失礼な奴らだ』と相手にしなかったのですが、今なら理解できます。彼女は危険な女性だったからです」
その片鱗をみせたのは退院後、すぐの事だった。
「うちの女性スタッフが加圧トレーニングのライセンスを取りたいと相談してきたので、カフェで、お茶を飲みながら説明をしていたんですね。そしたらいきなり真奈美が入ってきて『何やってんだよ! この野郎が!』と罵り、僕の飲みかけの紅茶を女性スタッフの顔にかけて、ティーカップを僕の顔に投げつけたのです」
理不尽な話だが、嫉妬に狂った真奈美に、女性スタッフのクビを切るように責め立てられ、仕方なく迷惑金を含めた退職金として、6ヶ月分の給料を支払ったうえで、辞めてもらったという。その後の女の行動も、不信感が増すばかりだったそうだ。PHOTO by iStock「僕の行く場所が常にバレていて、職場以外の場所に移動すると、ヒステリックな顔をした真奈美が高確率でやってきたのです。店の外から窓を覗き込んだり、時には店に入ってきて、僕が誰と一緒にいるか確認してきた。それで探偵の知人に相談したら、スマホにGPSアプリを入れられていることがわかりました。愛していた女性がストーカーとなってしまった事態にはもう、絶望と恐怖しかなかった」PHOTO by iStock怖くなった関口は、真奈美と距離を置くことを決意し、穏便に別れるタイミングを模索していたという。ところが、さらなる事態が発生。別れを決意した矢先、関口が帰宅すると、家具一式が消え、金庫に入れていた会社の資本金を含む、現金5000万円が無くなっていたのだ。「真奈美が犯人だ!」 関口はその場で警察に通報しようとしたが、嫌な予感がして、110番を押す指を止めたという。その予感は的中していた――。関口の末路については後編「財産目当て」の恋人が言い放った衝撃の言い訳…ブラックカードを持つ55歳経営者男性の末路で詳述していく。
理不尽な話だが、嫉妬に狂った真奈美に、女性スタッフのクビを切るように責め立てられ、仕方なく迷惑金を含めた退職金として、6ヶ月分の給料を支払ったうえで、辞めてもらったという。
その後の女の行動も、不信感が増すばかりだったそうだ。
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「僕の行く場所が常にバレていて、職場以外の場所に移動すると、ヒステリックな顔をした真奈美が高確率でやってきたのです。店の外から窓を覗き込んだり、時には店に入ってきて、僕が誰と一緒にいるか確認してきた。それで探偵の知人に相談したら、スマホにGPSアプリを入れられていることがわかりました。愛していた女性がストーカーとなってしまった事態にはもう、絶望と恐怖しかなかった」
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怖くなった関口は、真奈美と距離を置くことを決意し、穏便に別れるタイミングを模索していたという。ところが、さらなる事態が発生。別れを決意した矢先、関口が帰宅すると、家具一式が消え、金庫に入れていた会社の資本金を含む、現金5000万円が無くなっていたのだ。
「真奈美が犯人だ!」
関口はその場で警察に通報しようとしたが、嫌な予感がして、110番を押す指を止めたという。その予感は的中していた――。関口の末路については後編「財産目当て」の恋人が言い放った衝撃の言い訳…ブラックカードを持つ55歳経営者男性の末路で詳述していく。
関口はその場で警察に通報しようとしたが、嫌な予感がして、110番を押す指を止めたという。その予感は的中していた――。
関口の末路については後編「財産目当て」の恋人が言い放った衝撃の言い訳…ブラックカードを持つ55歳経営者男性の末路で詳述していく。

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