大阪メトロが大量導入の「電気自動車バス」で不具合連発…!「ハンドル操作と逆方向に進行」「ブレーキ周りの部品が吹っ飛んだ」恐怖のトラブル

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まるで不具合のバーゲンセールである。
190台を保有する大阪メトロをはじめ、伊予鉄バス、富士急バス、那覇バスなど全国で317台導入されている電気自動車バス(EVバス)のうち、3割超の113台に不具合が発生していることが、10月17日、明らかになった。
このEVバスを販売しているのは北九州市に本社を置く「EVモーターズ・ジャパン(EVMJ)」だ。
問題を追及している自動車生活ジャーナリストの加藤久美子氏が言う。
「人命にかかわる重大な不具合も起きています。9月には、大阪メトロのバスが制御不能になり、中央分離帯に激突。私が入手したドライブレコーダーの映像には、運転手のハンドル操作と逆方向にバスが動く様子がはっきりと映っていました。
そのほかにも、バスを制御する『ブレーキチャンバー』が吹っ飛ぶ、『ブレーキホース』が損傷してブレーキが効かなくなるなど、重要部品に関するトラブルも相次いでいます」
10月13日に閉幕した大阪・関西万博でも約150台が導入されていたEVMJのEVバス。なぜ、ここまで不具合が多いのか。
「EVMJは『国産』を謳い、万博などはそれを信じて大量導入を決めた。しかし、同社バスの部品は中国製。さらに言えば、中国でも信頼性に疑問符がつく”マイナーメーカー”から仕入れているのです」(加藤氏)
EVMJは9月に国交省から車両の総点検を指示されており、10月20日には本社への立ち入り検査も実施された。本誌が中国からの部品調達について質問書を送付すると、次のように回答した。
「製造国にかかわらず品質基準への適合性を基に判断しております」
今後は導入を決めた側の責任も問われそうだ。
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「週刊現代」2025年11月10日号より
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