「大阪トリプル選」見送り 堺市長選、統一選ではなく6月投開票

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堺市選挙管理委員会は10日、2023年6月8日が任期満了の堺市長選を統一地方選としては実施しないことを決めた。統一選の大阪府知事選、大阪市長選との「大阪トリプル選」の可能性が浮上していたが、選挙が増えることによる開票ミスや有権者の混乱などの懸念から見送られた。
「大阪トリプル選」なぜ回避 にじむ各党の思惑 この日、市議会各会派が推薦した選管委員4人による協議があり、大阪維新の会推薦の委員は統一選とすることに賛成したが、他の3人が反対して単独実施が決まった。5月21日告示、6月4日投開票となる。

「投票率が向上する」などと統一選を求めていた維新堺市議団の黒田征樹団長は「市民をばかにした愚かな判断」と批判。維新の永藤英機市長が統一選に合わせて辞職してトリプル選にする可能性にも言及した。 6月1~10日が任期満了日の首長選は、選管の判断で統一選と同時実施できる。堺市長選が統一選になれば、堺市では知事選・府議選・市議選との「四重選」になるはずだった。【榊原愛実】
この日、市議会各会派が推薦した選管委員4人による協議があり、大阪維新の会推薦の委員は統一選とすることに賛成したが、他の3人が反対して単独実施が決まった。5月21日告示、6月4日投開票となる。
「投票率が向上する」などと統一選を求めていた維新堺市議団の黒田征樹団長は「市民をばかにした愚かな判断」と批判。維新の永藤英機市長が統一選に合わせて辞職してトリプル選にする可能性にも言及した。
6月1~10日が任期満了日の首長選は、選管の判断で統一選と同時実施できる。堺市長選が統一選になれば、堺市では知事選・府議選・市議選との「四重選」になるはずだった。【榊原愛実】

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