30日午前、福岡県田川市のセメント工場で作業員の男性2人がセメントの下敷きとなりました。1人が意識不明となっていましたが、その後、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、30日午前11時すぎ、福岡県田川市弓削田の麻生セメントで、作業員の男性2人が病院に運ばれました。このうち1人は意識がない状態でしたが、午後1時50分ごろ、病院で死亡が確認されました。意識がある状態で搬送された男性は、警察の聞き取りに対し「落下したセメントの下敷きになった」と話しているということです。
サイロの高さ18メートル、縦5メートル、横5メートルと分かりました。男性はサイロの底の部分で、壁のセメントをはがす清掃作業中だったということです。警察は、何らかの原因で落下したセメントの下敷きになったとみて当時の状況を調べています。警察はその後の調べで、亡くなったのは北九州市の会社員、波多野克二さん（46）と分かったと発表しました。36歳の会社員の男性が病院で手当てを受けています。※上記の記事について午後5時すぎから4分間にわたり、亡くなった方の名前に「容疑者」を付けて掲載するミスがありました。あってはならないことで、ご関係の皆様に深くお詫び致します。大変申し訳ございませんでした。