厚労省などは16日、今月、アフリカから帰国した20代の女性が、エムポックス=サル痘に感染していたことを確認したと発表しました。女性は発疹や発熱などの症状が出たため、今月12日に兵庫・神戸市内の医療機関を受診したところ、エムポックス感染が判明したということです。女性の容体は安定しているということです。女性は渡航先のアフリカでエムポックスに感染したとみられていて、感染したウイルスは2023年以降にヒトからヒトの間で流行を繰り返していた「クレードb」型で、国内でこのウイルス型の感染者が報告されたのは初めてです。エムポックスは発疹のほか、発熱や頭痛などの症状が出る感染症で、多くの場合は自然に回復するものの、合併症などにより重症化する場合もあります。厚労省は、海外からの帰国者で発疹や発熱などの症状がある場合は、海外渡航歴を伝えた上で医療機関に相談するよう呼びかけています。
厚労省などは16日、今月、アフリカから帰国した20代の女性が、エムポックス=サル痘に感染していたことを確認したと発表しました。
女性は発疹や発熱などの症状が出たため、今月12日に兵庫・神戸市内の医療機関を受診したところ、エムポックス感染が判明したということです。女性の容体は安定しているということです。
女性は渡航先のアフリカでエムポックスに感染したとみられていて、感染したウイルスは2023年以降にヒトからヒトの間で流行を繰り返していた「クレードb」型で、国内でこのウイルス型の感染者が報告されたのは初めてです。
エムポックスは発疹のほか、発熱や頭痛などの症状が出る感染症で、多くの場合は自然に回復するものの、合併症などにより重症化する場合もあります。