《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり

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秋篠宮家の次女・佳子さまがご公務で各地を訪れる際に身につけるファッションに注目が集まっている。”佳子さま売れ”の効果と、人気の秘密に迫った──。
【写真】佳子さまが2990円のニットをお召しになった姿を見る。他、お気に入りの真紅のワンピース姿も
2025年8月23日、日本政府のパビリオン「日本館」やブラジル館、ペルー館を視察された佳子さまは、白の水玉ワンピースに赤いベルト、ヒール、バッグを合わせたファッションをお召しになっていた。可愛らしく、レトロな雰囲気なコーデに合わせたのは、小物と同じ鮮やかな赤い球が揺れる、花の形をしたイヤリング。
このイヤリングは、和物専門店「WaFuRa 和ふら」が販売するアクセサリー「天然うるし珠イヤリング 花いろ」と見られている。
公式サイトによると、キラキラとした輝きを放つうるし珠は、艶仕上げの加工を担う、呂色加工専門店「升井彩 本乾漆店(ますいさい ほんかんしつてん)」で生み出されているという。一つ一つを丁寧に手塗りし、時間をかけて十分に乾燥させた後、最後は職人自らの手で磨き上げているそうだ。
佳子さまはこのイヤリングがお気に入りのようで、2025年6月にブラジル訪問された際にも同じカラーのイヤリングをお召しになっていた。また、2025年4月に輪島漆芸技術研修所を訪問した際にも色違いのブルーのイヤリングを選ばれていた。
佳子さまが、お召しになったイヤリングの価格は5500円(税込・以下同)と庶民でも充分手が届く価格だ。
“佳子さま売れ”の影響か、同サイトに2025年8月25日付で「注文の御礼ならびに欠品に関するお詫び」というタイトルで〈大変多くのご注文をいただいており、一部の商品が欠品となっております。入荷次第、販売を順次再開いたしますので、しばらくお待ちいただけますと幸いです〉と掲載されている。
その翌日には〈現在、欠品となっております輪島塗アクセサリーにつきまして、一部商品の【受注販売】を開始いたしました〉と受注販売に切り替えたことを報告した。
うるし珠イヤリングのように、ご公務の際、プチプラなアイテムを取り入れることがある佳子さま。それが”佳子さま売れ”につながる理由の1つのようだ。
2024年5月、ギリシャ訪問時にも、お手頃価格のアイテムをお召しになっていた。
パルテノン神殿を視察された際、ロイヤルブルーの半袖のニットをお召しになった佳子さま。ニットは、実店舗を持たずにネット通販のみで販売している『Pierrot』というブランドの「2wayパフハーフスリーブニット」とみられ、当時、その販売価格が2990円ということで佳子さま効果で注文が殺到し、一時品切れになったことが話題になった。
現在(9月8日)も、「2wayパフハーフスリーブニット」は販売されているが、佳子さまが着用されたロイヤルブルーは、「再入荷のお知らせ」と記載され、購入することができない。
1年以上経った今も、佳子さま人気の影響が続いている可能性もありそうだ。
プチプラのアイテムを取り入れながらも、華やかなコーデを完成させる佳子さまは、訪問先を意識したアイテムも選ばれる。
2025年5月に岐阜県を訪問された際、美濃焼のイヤリングを2日連続、お召しになった。イヤリングは岐阜県多治見市の「七窯社」のもので、1日目に佳子さまがつけられていたのは、渦をまいているようなデザインが特徴的な「くるり」(3300円)という商品の藍色。2日目につけていた白いイヤリングは「優花」(4950円)という商品だった。
公式のオンラインストアは複数あり、「くるり」と「優花」を購入しようとすると「受注生産」や「2ヶ月以内に発送」、「予約商品」と表示される。現在も人気ぶりは変わらないようだ。
手が届くプチプラという点だけではなく、伝統工芸品を身につけ、地元に対してお気持ちをこめている点も、真似したくなる理由だろう。

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