勤務先の小学校で着替え中の男子児童の裸を盗撮したとして、大阪府警は９日、同府東大阪市、小学校教諭の男（２６）を児童買春・児童ポルノ禁止法違反（製造）容疑で逮捕した。
調べに対し「教師という立場を利用して盗撮した」と容疑を認めているという。
発表では、男は昨年６～７月、当時講師として勤務していた東大阪市内の小学校の教室で計３回、水泳の授業のため着替えている男子児童の裸をスマートフォンで盗撮した疑い。
府警が捜査している別の児童ポルノ事件の押収物から、男が盗撮に関わった疑いが浮上した。男のスマホからは、他にも複数の男児とみられる裸の動画と画像が見つかっており、府警は経緯を調べている。
東大阪市教育委員会は「厳正に対応していく。子どもたちのケアはカウンセラーなど関係機関と連携を図る」としている。