2025年9月4日、新千歳空港から羽田空港に向かっていた日本航空の旅客機がエンジン不具合のため緊急着陸しました。緊急着陸したのは、午前7時55分新千歳発ー羽田行きのJAL500便です。新千歳空港事務所によりますと、午前8時46分にJAL500便から「離陸後のエンジン不具合で新千歳空港に引き返す」と連絡があったということです。
JAL500便は午前8時7分に新千歳空港を離陸しましたが、青森県の上空で左右2つあるエンジンのうち左側のエンジンに不具合が発生し、パイロットが左側のエンジンを停止させたとみられています。その後、JAL500便は新千歳空港に引き返し、午前9時すぎに右側のエンジンのみで緊急着陸しました。日本航空によりますと、JAL500便には幼児5人を含む274人の乗客がいましたが、このトラブルによるけが人はこれまでに確認されていないということです。