神奈川県愛川町の民家で、4人分の頭蓋骨など複数の骨が見つかった事件で、警察は司法解剖の結果、見つかったのは人の骨で、死後50年以上経過していると明らかにしました。
【写真を見る】民家で袋の中から見つかった4人分の頭蓋骨など「司法解剖の結果人骨と特定」 死後50年以上経過した男女の骨 神奈川・愛川町
今月20日、神奈川県愛川町で「人骨のようなものが捨てられている」と土地を管理する男性から警察に届け出があり、民家の敷地に置かれていた麻袋の中から4人分の頭蓋骨のほか、足の骨など複数の人の骨とみられるものが見つかりました。
警察は司法解剖の結果、人骨と特定し、骨に現代的な治療の痕がないことなどから、死後50年以上が経過していると明らかにしました。骨は女性1人と複数の男性のもので、20歳から50歳くらいのものだとみられ、目立った外傷はないということです。
捜査関係者によりますと、骨には土が付いていたということで、警察は、別の場所に埋められていたものが何らかの理由で掘り起こされ、捨てられた可能性もあるとみて調べています。