国際協力機構(JICA)からタンザニアの「ホームタウン」に認定された山形県長井市に苦情が相次いだ問題で、騒動のきっかけとなった同国のニュースサイトの英文記事が修正されたことがわかった。
「日本が長井市をタンザニアにささげる」と訳せる表現から「~に指定する」に変わった。内谷重治市長は27日の定例記者会見で、「これで収まってくれればありがたい」と述べた。
同市は東京五輪・パラリンピックでタンザニアのホストタウンとなり、交流が続く。内谷市長はホームタウンについて「アフリカの人が第二の故郷と思って気軽に来てもらえるのをJICAが支援する、いい制度だ」と交流拡大に期待を寄せた。
市によると、苦情のメールは1000件近くに達したという。