宮内庁から改めて持ちあがる「秋篠宮さま」への違和感

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秋篠宮さまが57歳の誕生日を迎えられるのにあたり、恒例の会見が開かれた。注目されてきた小室圭さん・眞子さん夫妻については回答を控えられたのだが、今回の発言を踏まえて、宮内庁内部では改めて秋篠宮さまへの違和感を口にする向きもいるのだという。
【写真】吉報が届いた「眞子さん」が見せた、自由の国・アメリカでのリラックスした様子 ピンクの“チラ見せ”でラフな着こなし これまで報じられているように、今回、記者からの「結婚から1年が経過した小室眞子さんの近況についてもあわせてご紹介ください」という質問に対して、秋篠宮さまは、《長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします》と回答された。

「我々記者としては、米ニューヨーク州の司法試験に合格した小室圭さんのことも聞いてみたかったのですが、一般人ということでストレートに質問することも控えたという経緯がありました。合格以降、夫妻はメディアの取材にも答えていなかっただけに、秋篠宮さまからその近況が語られるなら知りたかったのですが」 と、担当記者。結果として、それはうまくいかなかった。11月30日に57歳の誕生日を迎えられた一般人の捉え方 夫妻については「一般人」という言葉が用いられることが珍しくないが、その捉え方については、宮内庁内からもさまざまな声があるという。 「“確かに皇室から離れて一般人として生活を送っているのだから、その一挙手一投足について伝える必要はない”という意見もあります。一方で、”小室さん夫妻については、完全に独立したと言えるかどうかは微妙で、たとえば現地の総領事館がそれなりにサポート体制を築いているはず。それ1つとっても、夫妻を一般人と同列に見てよいのかという指摘は当然あり得る”といった厳しい意見も聞かれました」(同) さらに、こんな声も。 「“これまで将来の天皇陛下の姉君でしたし、これからもその立場は変わらない。皇籍離脱したとはいえ、単なる一般人と捉えることには国民の間にも疑問があるのは事実ではないか”とのことでした」(同) そして、次のような指摘もあったという。 「“象徴天皇制が国民の共感のうえで成り立っているとするなら、今回のような場をうまく利用した方が良かったのではないでしょうか”という意見もありました。つまり、国民が知りたいことをある程度、説明されることで、秋篠宮さま自身も認められていた“小室さん問題で影響を受けた皇室”の信頼回復に良い機会になったかも知れないというわけですね」(同)国民が知りたいこと 国民が知りたいこととは、具体的にどういったことだろうか? 「悠仁さまの筑波大附属高への進学の経緯についてなど、あげればキリがありません。もちろん回答しても逆効果になることもありますから、余計なお世話と言ってしまえばそれまでですが……。ただそれでも、1つ選ぶなら、秋篠宮家と小室家とはこれからどのように付き合っていくのかといったことについてでしょうか。その点に多少なりとも言及があれば、国民も関心を持ったはずです。”せっかくの会見なのだから、ちょっとしたアピールがあっても良かったのに”という声も聞かれました」(同) 今回のように秋篠宮さまのへの違和感が宮内庁内で持ち上がったのは、初めてではないという。 今年4月、秋篠宮さまは紀子さまを伴い、4月20~23日のスケジュールで、三重県の伊勢神宮などを参拝された。皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを報告するためだが、東京から三重、奈良、京都、大阪を訪れるにあたり、使われた交通手段はクルマだった。これは皇室の泊りがけの移動では異例のことだ。4日間で800キロの行程に「クルマの場合、4日間で約800キロの走行距離となるわけですが、鉄道を利用すると見物人が集まって『密』の状態ができてしまう。秋篠宮さまはそれを是とされず、クルマでの移動を判断されたということでした」(同) そのご判断自体はコロナ禍を考慮したものなのだが、これに対しては庁内で異論があったのだという。 「側近や宮内庁の幹部は“電車が良いのではないでしょうか”と伝え、クルマによる移動のリスクについて進言したと言います。運転や警備について相当な負荷がかかるということですね。結果的にそうした意見が受け入れられなかったということもあって、宮内庁や警備等の関係者の中には不満を感じる者もいたようです」(同) 秋篠宮さまは今回の会見で「皇室の情報発信」などについて宮内庁側とやり取りをしていることを明かされた。が、内部から聞こえてくるのは、”どことなくコミュニケーションがうまく行っていない”といった声のようだ。デイリー新潮編集部
これまで報じられているように、今回、記者からの「結婚から1年が経過した小室眞子さんの近況についてもあわせてご紹介ください」という質問に対して、秋篠宮さまは、《長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします》と回答された。
「我々記者としては、米ニューヨーク州の司法試験に合格した小室圭さんのことも聞いてみたかったのですが、一般人ということでストレートに質問することも控えたという経緯がありました。合格以降、夫妻はメディアの取材にも答えていなかっただけに、秋篠宮さまからその近況が語られるなら知りたかったのですが」
と、担当記者。結果として、それはうまくいかなかった。
夫妻については「一般人」という言葉が用いられることが珍しくないが、その捉え方については、宮内庁内からもさまざまな声があるという。
「“確かに皇室から離れて一般人として生活を送っているのだから、その一挙手一投足について伝える必要はない”という意見もあります。一方で、”小室さん夫妻については、完全に独立したと言えるかどうかは微妙で、たとえば現地の総領事館がそれなりにサポート体制を築いているはず。それ1つとっても、夫妻を一般人と同列に見てよいのかという指摘は当然あり得る”といった厳しい意見も聞かれました」(同)
さらに、こんな声も。
「“これまで将来の天皇陛下の姉君でしたし、これからもその立場は変わらない。皇籍離脱したとはいえ、単なる一般人と捉えることには国民の間にも疑問があるのは事実ではないか”とのことでした」(同)
そして、次のような指摘もあったという。
「“象徴天皇制が国民の共感のうえで成り立っているとするなら、今回のような場をうまく利用した方が良かったのではないでしょうか”という意見もありました。つまり、国民が知りたいことをある程度、説明されることで、秋篠宮さま自身も認められていた“小室さん問題で影響を受けた皇室”の信頼回復に良い機会になったかも知れないというわけですね」(同)
国民が知りたいこととは、具体的にどういったことだろうか?
「悠仁さまの筑波大附属高への進学の経緯についてなど、あげればキリがありません。もちろん回答しても逆効果になることもありますから、余計なお世話と言ってしまえばそれまでですが……。ただそれでも、1つ選ぶなら、秋篠宮家と小室家とはこれからどのように付き合っていくのかといったことについてでしょうか。その点に多少なりとも言及があれば、国民も関心を持ったはずです。”せっかくの会見なのだから、ちょっとしたアピールがあっても良かったのに”という声も聞かれました」(同)
今回のように秋篠宮さまのへの違和感が宮内庁内で持ち上がったのは、初めてではないという。
今年4月、秋篠宮さまは紀子さまを伴い、4月20~23日のスケジュールで、三重県の伊勢神宮などを参拝された。皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを報告するためだが、東京から三重、奈良、京都、大阪を訪れるにあたり、使われた交通手段はクルマだった。これは皇室の泊りがけの移動では異例のことだ。
「クルマの場合、4日間で約800キロの走行距離となるわけですが、鉄道を利用すると見物人が集まって『密』の状態ができてしまう。秋篠宮さまはそれを是とされず、クルマでの移動を判断されたということでした」(同)
そのご判断自体はコロナ禍を考慮したものなのだが、これに対しては庁内で異論があったのだという。
「側近や宮内庁の幹部は“電車が良いのではないでしょうか”と伝え、クルマによる移動のリスクについて進言したと言います。運転や警備について相当な負荷がかかるということですね。結果的にそうした意見が受け入れられなかったということもあって、宮内庁や警備等の関係者の中には不満を感じる者もいたようです」(同)
秋篠宮さまは今回の会見で「皇室の情報発信」などについて宮内庁側とやり取りをしていることを明かされた。が、内部から聞こえてくるのは、”どことなくコミュニケーションがうまく行っていない”といった声のようだ。
デイリー新潮編集部

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