「蚊の10倍」猛烈かゆみが襲う 水辺にいる“スケベ虫”に注意

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キャンプや海水浴など水辺で遊んでいるといつの間にか手足にくっついている体長1~2ミリほどの小さい虫。見た目はハエですが、しばらくすると耐えがたいかゆみに襲われます。蚊の仲間の一つ、ヌカカです。

50代の女性は6月下旬、石川県七尾市能登島でマリンスポーツのサップを楽しんでいた時にチクっとした痛みとともに腕や足など6か所をヌカカに刺されていました。
体長が小さく、洋服の中にも入りこむことから別名スケベ虫ともいわれるヌカカ。
刺された当日から女性を苦しめたのは猛烈なかゆみです。刺されてから数日たった後も赤くはれたままの患部。女性は「蚊の10倍くらいのかゆみだった」と当時の状況を振り返ります。かゆみに耐えられず患部をかきむしった跡や水ぶくれのようになったところもありました。
石川県ふれあい昆虫館の学芸員福富宏和さんによりますとヌカカは水辺や水分の多い沼などに多く生息していて集団で活動することから一度に何か所も刺されてしまうということです。福富さんも3年前、北海道の湖で昆虫採集をしていた時にヌカカに刺されました。その数、およそ20か所に上ります。
ヌカカは蚊と違い皮膚をかみ、出てきた血を吸うのが特徴です。また、かまれた時に注入される唾液に蚊よりも長引くかゆみ成分が含まれるということです。この女性も学芸員の福富さんもかゆみが引いたのは1週間ほどたったあとでした。

ヌカカから身を守るためにはどんな対策が必要?
石川県ふれあい昆虫館の福富さんは野外で活動するときには長袖と長ズボンを着用し、適切に虫よけスプレーなどを使用することがポイントだと話します。体長が小さいヌカカは強い風が苦手な一方、ムシムシした風が弱い日には活動が活発になるので要注意です。
暑さが続くこの季節。ヌカカに気を付けながらまだまだアウトドアを満喫したいですね。

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