義父母に5歳の娘を勝手にYouTubeにアップされ最悪。「消して」と言ったら“あり得ない返答”が…

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世代問わず発信者になれるYouTubeは、年金暮らしの高齢者にとっても収益を得るひとつの手段になっています。

木村葵さん(仮名・38歳)の義父母は2年前、YouTubeをスタート。シニアライフを配信するも、なかなか再生回数やチャンネル登録者数は伸びませんでした。そんな時、義父母たちからされた“ありえない提案”に、葵さんは怒りを抑えきれなかったそうです。

◆ひとり娘と義父母の微笑ましい姿に癒されていた日々

葵さんは7年前、3歳上の夫とアプリ婚。結婚後すぐに、ひとり娘の愛華ちゃん(5歳)を授かりました。

「親である自分たちが言うのもなんですが、娘は客観的に見ても外見が整っていて。ママ友や近所の人から『本当にかわいい子ね』とか『将来が楽しみね』とか言われるので嬉しい反面、危険なことに巻き込まれないか不安なんです」

隣県に住む義父母も、そんな愛華ちゃんをとてもかわいがっていました。月に1回は必ず愛華ちゃんに会うため、葵さん宅へ。「おもちゃが欲しい」や「お菓子がほしい」など、愛華ちゃんのわがままを叶えるため、走り回ってもくれました。

義父母は年金暮らし。『贅沢なことはできないけれど……』と言いつつ、そうやってさりげない愛情表現をしてくれたそう。

早くに両親を亡くした葵さんは、義父母にかわいがられている愛華ちゃんの姿を見ると、心が温かくなったと言います。

「自分の親がもし生きていたら、こんな風に愛華をかわいがってくれてたんだろうなって想像できて。だから、義父母が訪ねてくることを煩わしく思ったことはありませんでした」

◆「生活費の足しに…」と義父母がYouTuberデビュー

そんなある日、義父母から思わぬ相談を受けました。「YouTubeを始めたいから、やり方を教えてほしい」と告げられたのです。

「物価が上昇する中での年金生活が苦しくなったからだと言っていました。外で働くのは体力的に難しいので、家でできる仕事を探していたら、YouTuberという選択肢があることを知り、挑戦してみたいと思ったそうです」

葵さんは結婚前、YouTubeチャンネルを開設し、動画を投稿しました。その中で、YouTuberとして収益を得ることの厳しさを痛感したため、義父母に自身の経験を伝え、他のリモートワークを勧めました。

ところが、義父母の気持ちは変わりません。

「どちらかが亡くなった後、『こういう日もあったな』と、自分たちの日常を振り返るためにもやりたいんだと言われたら、もう何も言えなくなりました」

そこで、数ヶ月かけて動画編集や投稿の仕方などを義父母にレクチャー。挑戦したいという意思が強かったからか、義父母は葵さんの想像を超えるスピードで知識を習得していきました。

「正直、教える中で挫折するだろうなと思っていたので驚きましたね。自分たちだけで編集や投稿をした初めての動画リンクが義父母から送られてきた時は嬉しくて、涙が出るほどでした」

◆YouTubeが上手くいかず、落ち込む義父母に「温泉旅行」をプレゼントしたら…?

義父母が投稿する内容は、普段の生活を撮影したものでした。質素な等身大の暮らしや夫婦間のやりとりをありのままにとらえた動画の数々は、身内であれば「微笑ましい」と思えるもの。

しかし、赤の他人からしてみれば「面白みに欠ける動画」と判断されるのか、義父母のチャンネルは再生回数も登録者数も全く伸びていませんでした。

「収益化なんて、夢のまた夢といった状態で……。さすがに、義父母も落ち込んでいましたね」

そんな状況を見かねた葵さんは少しでも気分転換になれば……と思い、義父母を誘って家族みんなで1泊2日の温泉旅行へ。義父母はとても喜んでくれましたが、義母から「この旅行も後から見返したいから動画に残してもいい?」と聞かれ、葵さんはモヤモヤ……。

そこで、「YouTubeには投稿しない」という条件つきで動画の撮影を許可しました。

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