寝室に刃物による複数の傷のある93歳、殺人事件と断定…当初はクマの可能性もあると注意呼びかけ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

秋田県大仙市の住宅で血を流して死亡しているのが見つかった高齢男性について、大仙署は19日、司法解剖の結果、死因は出血性ショックと発表した。
男性の体に刃物による外傷が複数確認されたことから、同署は殺人事件と断定して捜査している。同署は当初、クマに襲われた可能性もあるとみて調べ、市が住民に注意を呼びかけていた。
同署の発表によると、18日午後1時5分頃、同市協和峰吉川の住宅1階寝室で、この家に住む無職、進藤藤義さん(93)が血を流して倒れているのを帰宅した妻が見つけ、110番した。進藤さんには刃物による複数の傷があり、その場で死亡が確認された。
同署によると、進藤さんは妻と長男の3人暮らし。住宅には無施錠の箇所もあったといい、同署が詳しい状況を調べている。
現場はJR奥羽線の峰吉川駅から東に約1・2キロにある山あいの集落。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。