厳粛な雰囲気で行われるはずの法事。しかし、予期せぬハプニングが続出し、笑いをこらえるのに必死な状況になってしまうこともあるようだ。投稿を寄せた30代女性は、母親の代理で親戚の法事に出席したときのことを明かした。
「当時私はまだ20歳前半、社会人になりたててで大学生ノリの抜けないおバカちゃんでした」
それでも、自分なりに「一人で参加する法事、失礼なことがないようにと気を張っていました」と振り返る。しかし、そんな緊張感は思わぬ形で崩れ去ることになる。(文:西荻西子)
まずハプニングが起きたのは、出席者たちがじゃばら折りの経典を持ち、全員でお経を唱えるときに起きた。
「近くのおじいさんが(経典を)勢いよく開いて、バリッと破いてしまいました」
もちろん女性は「それだけで笑いそうだった」というが、そこはぐっと我慢した。しかし、追い打ちをかけるように次のハプニングが発生する。
「お焼香のとき、親戚のご夫妻が2人そろって焼香台に行ったのですが、最後にみんなに向かってお辞儀をするときにお二人がケツアタックをしてしまい、もうダメでした」
真面目な場面だからこそ、お尻のぶつかり合いは可笑しかっただろう。まさに「笑ってはいけない法事状態」だったという。立て続けに起こった珍事に、「みんな笑いを我慢していました」と語る。
その後の会食の場では、そのことで大爆笑だったという。普段あまり付き合いはない親戚だが、「ご年配の方が多く、私の亡き祖父の昔話をしてくれたり、私に優しくしてくれて気も緩んでしまいました」と、和気あいあいの雰囲気に包まれたようだ。そんな中、彼女は思わぬクセを発揮してしまう。
「その結果、学生時代スナックで働いていた私は、ついクセで(お客さんがご年配の方が多かったので)お酒もあったし接待モードで会場を爆盛り上がりさせ、『ノリのいいお嬢ちゃん』という認識をいただきました」
そのときのことを「法事の場でこんな盛り上がってもいいのか……?と思いましたが、楽しんでくれたならよかったです」とポジティブに振り返った。
後日、この一連の出来事を母に報告すると、「爆笑して、『ケツアタックは仕方ない』と言っていました」とのこと。親子の間でも笑い話になったようだ。
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