「2人にどうやって応援メッセージ送ればいいですか?」 決勝弾の三笘薫&田中碧、母校鷺沼小の子供たちも大興奮

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サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会のスペイン戦では、MF三笘薫選手(25)、MF田中碧選手(24)の幼馴染み2人が大金星の立役者となり、2人の母校の川崎市立鷺沼小学校(神奈川県)などにも注目が集まっている。
ネット上では、「小学校は2人の銅像建てていい」などと大盛り上がりを見せており、地元も祝福ムードにあふれているようだ。
カタールで2022年12月2日未明に行われたスペイン戦で、1-1の同点から三笘選手がアシストで上げたライン際のクロスを田中選手が押し込んだ大逆転のゴールは、日本中を歓喜の渦に巻き込んだ。
試合終了後に、2人がピッチに倒れ込んでハグする様子を流した映像は、ツイッターなどにも投稿され、その関係が世界の注目も集めた。
三笘・田中両選手は、鷺沼小の先輩・後輩であり、その後、川崎フロンターレに進んでお互いに切磋琢磨した。仲の良さでも知られ、2人は、「鷺沼兄弟」の愛称でサポーターらから親しまれている。
2人の大活躍に、地元も祝福ムードに包まれている。GK権田修一選手(33)、DF板倉滉選手(25)と合わせ出身者を4人も送り出した少年サッカークラブ「さぎぬまSC」は、「ドイツ戦を彷彿させる鮮やかな逆転勝ち!予選リーグ突破おめでとうございます 新しい景色を!」とフェイスブックなどで投稿した。
また、川崎市教委の教員採用担当の公式ツイッターは、「多くの川崎の子どもたちに勇気、元気、希望を与えてくれました 感動をありがとう そしておめでとうございます 決勝トーナメントも頑張ってください」とエールを送った。地元のくまざわ書店さぎ沼店も、ツイッターで「本当におめでとうございます!!鷺沼にとっても歴史的な1日になりました!」と快挙を喜んでいた。
Jリーグの公式ツイッターも、「#鷺沼兄弟が無敵艦隊を撃破」とハッシュタグを付けて拡散を促している。
後輩に当たる児童たちの様子について、川崎市立鷺沼小学校の教頭は12月2日、J-CASTニュースの取材に、こう話した。
学校では、2人について「鷺沼から世界へ」とエールを送る横断幕を外のフェンスなどに掲げている。東京五輪のときにPTAから寄贈を受け、W杯で2人が選抜されたときには「さぎぬまSC」から寄贈を受けた。
三笘・田中両選手は、5月にテレビ番組の取材で鷺沼小学校に来校して対談している。そのときに、自らの卒業アルバムを見るなどしたほか、さぎぬまSCの子供たちとも交流している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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