福岡市東区の砂浜で6日午前、人の右足が見つかり、夜になって、直線距離で5キロほど離れた博多湾で、人の上半身の遺体が見つかりました。警察は関連を調べていましたが、8日、上半身と右足は同一人物とみられると発表しました。司法解剖の結果、判明しました。成人男性とみられるということです。上半身と右足の骨の形状が、ほぼ一致したことなどから判断したということです。また、遺体の損傷については死後にできたものでした。等間隔の傷があり、船のスクリューに巻き込まれたものとみられるということです。
死後、数日程度たっているとみられるということです。DNA鑑定を実施して、さらに調べています。
これは6日午前、福岡市東区西戸崎の砂浜で、成人のものとみられる右足が見つかったものです。ふとももの付け根から切れた状態で、ひざに傷があり、かかとまでの長さは67センチでした。衣服と靴は見つかっておらず、人為的に切られたのか、損傷したものかは分かっていませんでした。
さらに6日午後8時前、福岡市東区みなと香椎の岸壁に止まっていた船の作業員から「腕のようなものが漂流している」と通報があり、警察が調べたところ、岸壁からおよそ40メートルの海上で成人男性とみられる上半身の遺体が見つかりました。遺体は胸から上だけが残っていて、下半身と左腕はなく、首のあたりに肌着のような布をまとっていました。警察は8日、右足と上半身の司法解剖を行い、遺体が同一人物のものか調べていました。