鳥取・倉吉市で雨乞い神事 7月降水量が例年の9分の1以下

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鳥取県倉吉市では、連日の記録的な猛暑と雨不足による農作物への影響が心配されていることから、雨乞い神事が執り行われました。
【映像】雨乞い神事の様子 鳥取・倉吉市
倉吉市では、7月1日~28日までの降水量が例年と比べて9分の1以下と極端に少なく、特に7月1日からの13日間は、雨がほとんど観測されませんでした。厳しい暑さと日照りが続いたため、これから出荷を予定している特産の二十世紀梨や米、野菜などへの影響が懸念されていました。
同栄神社で奉納されたのは「北条砂丘太鼓」です。小バチは雨と日本海のさざ波を表し、大バチは雷雨と吹き荒れる砂嵐を表現しています。かつて過酷な重労働だった水汲み作業にあえいでいた農民が、雨乞いの際に打ち鳴らしたと伝えられています。
「とにかく早く雨が降って、みんなが喜んでいただけるような形にしたいなと思いますけど、これはもう天に頼むしかない、我々の力では限界があります。それを1日みんなで祈ったということでございます」(JA鳥取中央代表理事常務 戸田勲)
集まった人たちは、恵みの雨の到来と農作物の順調な収穫を願いました。(ANNニュース)

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