救急隊のコンビニ立ち寄り「理解して」…連続出動で「トイレも食事もままならない状況」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新型コロナウイルスの感染拡大などで出動回数が増えていることを受け、山梨県甲府地区消防本部は、搬送後の救急隊が水分補給や食事のため、コンビニ店などに立ち寄ることが出来るように運用を改めた。
同本部は「救急隊員は昼夜問わず活動しており、理解してほしい」と呼びかけている。
同本部によると、昨年の出動件数が1日約40件だったのに対し、今月は1日50件近くに増加。これまで、食事の際は消防署に戻っていたが、連続出動が増えたことで時間の確保が難しくなっていた。コンビニ店などを利用する際は、救急車内に「ただいま水分補給等をしています」と書いた紙を置き、周囲に理解を求める。
同本部南消防署の深沢光宏救急係長(52)は「トイレも食事もままならない状況で、以前よりも体力を消耗していた。万全の状態で活動できるようになる」と話していた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。