「ジョブチューン」ロイホのパンケーキ酷評で炎上…不合格ジャッジの審査員シェフが謝罪「完全に思い上がりだった」

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26日放送のTBS系「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」で、ロイヤルホストの看板商品であるパンケーキが審査員によって不合格となり、ネットで炎上した問題を受け、審査員を務めた前田元シェフが30日までにレストランのフェイスブックを更新。審査の裏側をつづるとともに、「大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」と謝罪した。
同番組でパンケーキに不合格を出した前田氏。「先日出演させていただいた番組が話題になっております。出演者の一人として、出演に至った経緯などをお話しさせていただきたいと思います。当該番組の出演オファーがいただいた時に、スタッフや家族からも賛否両論ありました」と書き出し、「今飲食業界は慢性的な人材不足に陥っております。そんな飲食業界に何かできる事があるのでは?」「飲食業は本当に素晴らしい業界なんだと知って欲しいと思い出演を決めました」と説明。「もちろんノーギャラです」と明かした。
「ジャッジに関しては値段、コスト、オペレーションなども加味した上での評価をしてくださいと。事前に誘導や、ヤラセなども一切ありませんでした」と断言。その上で「話題のパンケーキに関しては、焼き色、ビジュアルにかなりこだわっておられ、確かに見た目美しさは素晴らしかったです。ただ私が感じたのは、香料の強さでした。小麦粉と砂糖が合わさって生まれる香りは、何とも言えない良い香りがします。そういった素材の持つ良さをもっと出した方がいい、香料がマスキングしていると。ケミカルと言う言葉を使ったのは、香料や膨張剤の持つ香りが不自然に感じたからです」と説明した。
「もちろん低価格であのクオリティは凄いです。長年愛されている事も素晴らしいです。ただ、あえて改善点があるとすれば、この部分だと思いました」としたが、「オンエアされて批判を誇張する演出は残念であり、飲食業が魅力的な業界だとは感じることができませんでした」。
「よく良く考えれば、同業者の料理をジャッジすると言うこと自体が間違っていたと思います。同じ飲食業に携わる者として、開発から、オペレーション構築の苦労は計り知れません。ましてや全国何百店舗に同じクオリティで提供することなど、私には到底できません。それなのにその想いが詰まった料理に合否をつけることなど、完全に思い上がりだったと痛感致しました」と反省した。
続けて「皆さまのご批判も、全て真摯に受け止めます。今後は違う形で、飲食業がより魅力的な業界となるように、努力していきたいと思います。この度は大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉をつづった。

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