「この危険な酷暑の日本でエアコン無し」扇風機が数十台も稼働する職場で耐える女性

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今年も早くから猛暑日が続き、エアコンなしでは熱中症の危険すら感じる季節になった。投稿を寄せた50代女性は、某大手物流センターでパートとして働いている。ピッキング、梱包、運送業務を請け負っているが、
「すべての館内はエアコンが設置しているのですが1階の私が勤務しているクライアントの場所だけエアコンがありません。あるのは業務用の大きな扇風機が数十台のみ」
と女性は、自身の勤務場所だけが過酷な環境だと明かした。(文:西荻西子)

「酷暑の日には、いくら室内とはいえ30度ぐらいになりそこで室内作業をしています。社員にはエアコンの設置をと希望してますが、建物の構造上の問題や、扱っているクライアントの物流の流れから『つけれない』との回答」
勤続5年目の女性は、「真夏は倒れそうになり、冬はかなり寒いという職場です」と訴え、長年にわたり改善されない現状を語る。
「完全に外現場作業の仕事ならまだしも、一応室内作業の仕事ですが、この危険な酷暑の日本でエアコン無しという過酷な職場環境です」
外での作業ならまだしも、室内作業でありながらエアコンがないという状況は、働く人の健康上のリスクも伴う。近年、職場における熱中症対策の重要性が叫ばれており、事業者がこれを怠った場合の罰則も強化される傾向にある。女性の職場が早急に働きやすい環境になることを願う。
※キャリコネニュースでは「暑い?寒い?職場のエアコン問題」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/NV0TD9GW

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