秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)の筑波大学入学から早3か月、キャンパス内ではいたるところで変化が起きている。大学生活を共に過ごすご学友らも、悠仁さまとの日々は異例づくめのようだ──。
【写真】チェックのシャツを着て、ノーヘルで自転車を立ち漕ぎする悠仁さま
悠仁さまは学内のイベントなどにも積極的に参加しているという。
そのひとつが6月1日に構内で開催された「やどかり祭」だ。やどかり祭とは、新入生の多くがやど(宿舎)をかり(借)て一人暮らしを始めることが由来。新入生主体の学園祭で悠仁さまのクラスはベビーカステラの屋台を出店した。
「悠仁さまも積極的に参加されて、『カステラはいかがですか~』と元気よくお声がけをされていました。学生の間では“皇室御用達”と名付けてカステラを売ってはどうかとの意見が出ましたが、他の学生からさすがにやめようとの声が出て取りやめになったそう。悠仁さまは普段からクラスメイトとも打ち解けて和気あいあいとされています」(筑波大関係者)
3月の成年会見の場で「課外活動にも取り組めたら」と発言した通り、悠仁さまは入学直後からサークル活動に前向きな姿勢を見せていたという。
「新歓の時期は様々なサークルを回っていました。ボート部の新歓に顔を出された際に飲み会でよくやる『ほうれん草ゲーム』(リズムゲーム)を教えたら、悠仁さまはノリノリで楽しまれていたらしいです」(同前)
新歓の最中、学生たちの間で話題になったのが、悠仁さまのSNSだったという。
「アイコン(プロフィール画像)がトンボなんだそうです。高校時代にトンボの研究論文を発表されていた悠仁さまだけに、本当にお好きなんだな、と」(同前)
時間をかけてじっくりと見学して回ったのち、悠仁さまは「野生動物研究会(通称・ヤドケン)」と「バドミントンサークル」の2つを掛け持ちすることになったという。
同じヤドケンに所属する学生がこう話す。
「週に1回ミーティングがあって、メンバーはそれぞれ好きな分野の研究に取り組みます。僕は最近行ってないですが、悠仁さまはときどき顔を出されているみたいです。悠仁さまを含めたメンバー同士で、学食に行ったこともあります」
バドミントンサークルでの様子はどうか。別のバドミントンサークルに加入する学生がこう話す。
「悠仁さまが所属するのはいくつかあるバドミントン系のなかでも強豪で、週3回の正規練習に加えて自由練習まで行なっています。警備の問題などもある悠仁さまは週1回程度、練習に参加されているみたいですね」
サークル側としても皇族という思わぬ新入部員の加入とあって、サークル全体で対応しているという。
「悠仁さまのサークルは練習こそ厳しいですが、よく遊んでよく飲む明るい雰囲気。ですが、学生特有のイケイケな飲み会に20歳になっていない悠仁さまを巻き込むわけにはいかず、悠仁さまを外したLINEグループを作り、そこに飲み会の写真をアップしているそうです。前例のない状況だけに、SNSでの写真の公開を控えるなど受け入れるサークル側も工夫して運営していると聞きます」(同前)
天皇陛下も学習院大学時代はコンパに出かけ、学友と酒を酌み交わすことも多かったとされる。「そうしたご学友との交流はいまも続いており、天皇陛下の大きな心の支えとなっています」(皇室ジャーナリスト)
現状の皇室典範のままであれば、将来は天皇となる悠仁さま。その重責のなかでも、キャンパス内で築いた友情が支えとなるはずだ。
※週刊ポスト2025年7月11日号