【衝撃】広島・小学校で女子児童にわいせつ未遂 教師逮捕 “やさしい”印象の裏側「女子が着替え終わるまでずっと教室にいた」「体を見ていた」

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広島市内の小学校で、女子児童を監禁しわいせつな行為をしようとしたとして、小学校教師・中島健夫容疑者(38)が逮捕されました。
事件が起きたのは、6月27日。10歳未満の女子児童に対し「待っといて」と声をかけ、誰もいない教室に呼び出すと、教員用の椅子に座らせ、児童の目を手で覆い 逃げないように監禁。下半身を露出し、わいせつな行為をしようとしたといいます。
事件を受け、同じ小学校に子供を通わせている保護者からは、不安の声が…。
同じ小学校に子供を通わせる保護者:どこに預ければいいかというのが、こちらとしては分からなくなってくるので。子供からしたら避けようがないことなので、立場を利用してやっているような犯行なので…許せない。
普段から冗談を交えて指導するなど、保護者からも「子供を安心させるような、いい先生」という印象だったという中島容疑者。しかし、取材を続けると、“優しい教師”とは別の一面も浮かび上がってきました。
かつて容疑者が顧問だったクラブに所属:(自分の担当する)クラスには優しくしていたけど、他のクラスには優しくしていないみたいとはいわれていました。ちょっと不気味だった気がします…ちょっと変だなと。“サイコパス”ってずっと言われていた。
容疑者の勤務する小学校の卒業生:女の子の体をよく見ていたなって感じます。物を届けに行くときとかに、上下に目を動かして見ていました。見ている感じです…カラダ全体を。キモいなって思いました。
女子児童への不審な行動。さらに、教室での着替えを巡っては、このような行動も目撃されていました。
かつて容疑者が担任だった児童:女子と男子で別の部屋に別れて着替えをしているときに、中島先生は、女子が着替え終わるまでずっと教室にいた。なんでずっといるのかと思っていました。
中島容疑者は調べに対し容疑を認めており、広島市教育委員会は、「厳正に対処する」としています。
6月30日、福岡県でも高校教師が盗撮の容疑で逮捕されました。
春日市の高校に勤務する山田雄斗容疑者(34)は、6月11日、部活後に着替えていた女子生徒2人の下着姿をスマートフォンで撮影。女子生徒が、不審なスマートフォンが立てかけてあることに気づき、犯行が明らかになりました。山田容疑者は容疑を認めているということです。
相次ぐ、学校内での教師による性犯罪。子供たちを犯罪から守るために、今、新たな制度の導入に向けて動きだしています。
教員など子供と接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認する「日本版DBS」。
子供と接する仕事に就く人物の性犯罪歴を確認する仕組みで、導入されれば、学校や幼稚園・保育所などで働く人に性犯罪歴がないかの確認が、“義務化”されます。
学習塾やスポーツクラブなど子供に何か教える事業も、国に認定されれば、性犯罪歴の照会が可能になります。照会の結果、性犯罪歴があった人物の新規採用は不採用となり、現職は子供と接しない仕事に配置転換などを行うことができます。
2026年12月25日の運用開始を予定しており、年内をめどにガイドラインを策定し、制度の周知を本格化させる方針です。
NPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」宮田美恵子 理事長:現状では、禁錮刑以上で教職免許剥奪となりますけど、3年後に再取得はできるので今のような状況になっていくわけですが、実際にはネットで名前が知られたりということがあり、なかなか再雇用は難しいと思います。DBSが入ることによって、そういった行為を抑止することになるし、保護者や子供たちは安心できますし、意識が高まるということで、目が育っていきますよね。そういうこともとても大事な環境作りに期待ができると。ただ、完全ではないので、色々な対策と合わせ技でやるということが大切です。(「サン!シャイン」 7月1日放送)

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