警官と住職が女子高生にわいせつ行為を…“日蓮正宗エロ坊主”の評判とは《妻は嗚咽を漏らしながら…》

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「すごく物腰が柔らかい住職さんですよ。今回の事件の内容と普段の態度にギャップがあり過ぎます。一体、なぜこんな事件を起こしてしまったのか……」(寺の近隣住民)
【画像】水野容疑者が住職をしていた寺
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青森県警の現役警察官・佐々木淳容疑者(53)と、同県むつ市内の寺院の住職・水野良章容疑者(46)が逮捕されたのは6月5日のことだった。
「佐々木と水野はインターネットの掲示板で知り合い、昨年11月に青森県内のレンタルルームで当時高校生だった女性の同意を得ないままわいせつな行為をした疑いが持たれています」(地元紙記者)
その翌月、女子高生の親族から警察に被害の相談があり、事件が発覚した。
「まず水野と女性がアプリを通じて知り合った。3人が直接会うのは犯行当日が初めてでした。容疑者の2人の自宅は同県内で100キロ以上は離れており、エロ目的で連絡を取り合ったのでしょう」(同前)
佐々木は県警の取調べに「間違いありません」と容疑を認めているが、水野は一部否認しているという。
青森県警本部 時事通信社
「現職警官の逮捕という異常事態に県の警察署長会議で県警トップの本部長が『事態を重く受け止めている』『県民の信頼回復に全力を尽くす』と陳謝し、火消しを図っています」(前出・記者)
佐々木の階級は警部補。県警本部警備部機動隊の一員で、模範的なベテラン警察官だったという。
「佐々木は1996年に採用されています。翌年には若手職員のプレゼンテーション大会で1位となり、青森県警の代表として東北大会にも出場している。直近の勤務態度は問題なく、逮捕された当日も勤務日でした」(捜査関係者)
一方の水野は下北半島中部に位置するむつ市にある日蓮正宗・法浄寺の住職を務めていた。前出の近隣住民が明かす。

「いわゆる“雇われ住職”で、2012年にここにいらっしゃった。恰幅が良くて、刈り上げた短髪姿。奥さんと2人暮らしで、飼い犬の『りんごちゃん』をよく散歩させていた」
水野は昨年結婚したばかりだった。評判は決して悪くない。
「このあたりに檀家は少なくて、遠くから信徒さんがやってくると住職さんが太鼓を叩く音が時々響くくらい。近所は檀家じゃないけれど、お供えもののお野菜を配ってくださったり、近所づきあいはちゃんとしてらした」(同前)
6月8日、法浄寺を訪ねると、広い駐車場には数台の車が止まっていた。
インターフォンを鳴らすと、水野の妻が嗚咽を漏らしながら取材に対応した。
――ご主人のことをお聞きしたい。
「それはちょっと……。お山(日蓮正宗総本山)の許可がないとお話しできません」
――事件はなぜ起きた?
「私たちのほうでも事態を把握できてなくて、お答えするのが難しいです。今日は御(お)講(こう)という月1回の行事の真っ最中なんです。その直前にあんなことになってしまって……すみません」
水野をむつ市に派遣した日蓮正宗総本山に聞くと、広報担当者が答えた。
「むつ市には管長のご任命で赴任し、それ以前は東京、埼玉、台湾などで修行しておりました。本山としては、彼は真面目にご奉公していたと認識しています。しかし逮捕事実はあってはならないことで、被害者の方には深くお詫び申し上げます。僧侶として非常にお恥ずかしいことで、厳正に対処してまいります」
不逞警官と破戒僧の道に外れた行い。マッポウの世とはこのことである。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年6月19日号)

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