とつぜん故意にぶつかって来る“ぶつかりおじさん／おばさん”。どんな時でも遭遇するのは嫌なものだが、楽しみにしていたイベントを前に被害に遭ったら最悪だ。神奈川県の50代女性は、コンサートへ向かう途中に見知らぬ男性から激突された体験を明かした。
それは今年（2025年）の6月中旬頃のこと。18時過ぎに、Kアリーナでのコンサートに向かうため、「ライブ仕様の服装」で横浜駅周辺を歩いていたという。そのとき遭遇した男性について、自身の考えをこう語った。
「あれは絶対狙ってきてたと、確信してます！」
「きっと『こいつ、こちとら働いているのに遊びかよ』的な意図が感じられる強さでぶつかってきました」
実際に男性が何を考えていたかは不明だが、激しくぶつかったのに謝りもせず、その場を立ち去ったようだ。（文：篠原みつき）
一日働いた後にコンサート会場へ向かっていた女性は、「ムカついてしょうがありません」と心境を明かした。
場所は「そごうに向かって降りるエスカレーターの手前、ルミネの前あたり」だという。あまりに強くぶつかられたため、自分の後ろを歩いていた人にまでよろけてぶつかってしまった。慌てて謝罪し、「今、ぶつかりおじさんにぶつかられた」と説明したという。その“ぶつかりおじさん”について、
「ストライプのワイシャツを着用した40から50代くらいのサラリーマンです！かばんも上着も持っておらず、おそらく横浜駅近々に勤めていると思われます」
と推測を交えて説明した。社員証のようなものは首にかけておらず、女性は「それも『ぶつかり』目的の計算された行動かもしれません」と疑いだせばキリがないようだった。どうにも怒りが収まらない様子で
「エリート社員のようないで立ちでほんとムカつきます」
「ワタシだけならまだしも、よろけさせて後ろの人に当たるくらい強くぶつかるなんて、人でなしです」
と強い憤りをあらわにしている。せっかくのコンサートを前に、楽しい気分に水を差されたことも気の毒だ。
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