2100年の北海道は「40度を上回る猛烈な暑さ」…研究機関が未来予報、「夏」の期間も6~9月に

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「北海道内では内陸を中心に、40度を上回る猛烈な暑さとなるでしょう」――。
北海道立総合研究機構が約80年後の2100年頃を想定した天気予報の動画をホームページで公開している。
動画は気象予報士が各地の最高気温などを紹介。地球温暖化が進み、各地で40度を超える暑さになるとしている。現在を「今より涼しかった80年ほど前」と表現し、「真夏でも公園で子どもが遊び、今では考えられない状況だった」と伝えている。夏と認識されている時期も7~8月から6~9月へ延びている。
道総研エネルギー・環境・地質研究所が、国内外の気象予測モデルを基に作成した。ただ、釧路市や稚内市などでは将来的にも最高気温が30度未満の日が多く、同研究所の鈴木啓明主査は「企業移転や移住の検討において、北海道の涼しさがより強みになる可能性がある」と話している。

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