身近な人の様子が、いつもと違うと感じたことはありませんか?以前と比べて元気がなかったり、仕事のミスが多くなったりなどうつ病は行動の変化として現れることが多い症状です。そのため、早期に気付くことで回復のチャンスが広がります。
この記事では、うつ病の人がとる行動について詳しく解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「うつ病の人がとる行動」はご存知ですか?職場・家庭での行動や表情の特徴も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
監修医師:伊藤 有毅(柏メンタルクリニック)
うつ病が疑われる方の行動には、 仕事場や家庭での表情や行動の変化や、感情を表に出さなくなる特徴があります。気付きにくいサインも多いため、周囲の人がちょっとした変化に気付き、早めに精神科医や心療内科医の診察を受けて対処しましょう。
うつ病は早期の治療が重要です。回復を目指すには、本人とともに家族や周囲の方も医師のサポートを受けることで、回復を目指せます。身近な方がうつ病かもしれないと感じたら、専門の医師の助言を受けながら、焦らずにサポートすることが回復への第一歩です。
参考文献
うつ病になりやすい体質が遺伝する仕組みを世界で初めて解明―メンデル遺伝を覆す新たな遺伝メカニズムの発見(東京慈恵会医科大学)
ストレスと心の健康(厚生労働省)
うつ病の治療ガイドライン(厚生労働省)