３日から酒田市の寺の床下にいるクマが、きょうワナに置かれていたハチミツなどのえさをすべて食べたことがわかった。
しかし熊はワナにはかからなかったため、猟友会はワナをかかりやすいよう調整するなどした。
引き続き市と警察が警戒を続ける。
■経緯を振り返る
３日の夜に山形県酒田市の市街地にある寺の床下に入り込んだクマは現在も居座り続けています。
市や警察によりますと３日の午後８時ごろ、酒田市若竹町二丁目の法輪寺で、寺の本堂の床下にクマが入り込んだのが確認されました。
酒田市は「クマ出没対策本部」を立ち上げ、クマが逃げないように本堂の床下にバリケードを作るほかクマを捕獲するためのワナを設置し、ワナにはハチミツを置くなどしていますが、きょうまでに捕獲には至っていません。
現在のところ人や建物への被害は確認されておらず、酒田市は捕獲を前提に今後も状況を見守るということです。