「父に謝りたいです」父親を殴り死亡させた罪に問われている男に懲役5年を求刑 弁護側は執行猶予付きの判決を求める 秋田

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去年3月、にかほ市の自宅で、60代の父親を殴り、死亡させた罪に問われている男の裁判で、検察は懲役5年を求刑しました。弁護側は、執行猶予付きの判決を求めています。起訴されているのは、にかほ市象潟町大砂川の無職、平野遥介被告33歳です。起訴状などによりますと、平野被告は、去年3月、自宅で、60代の父親に殴るなどの暴行を加え死亡させた、傷害致死の罪に問われています。6日の裁判で、検察側は、体格に劣る無抵抗の父親に一方的に強い暴行を加えたことは悪質などとして、懲役5年を求刑しました。一方、弁護側は、犯行は計画的ではなく、息をしていない父親を見て心臓マッサージをしたなどと述べ、執行猶予付きの判決を求めました。平野被告は「もう直接言うことはできないですが、父に謝りたいです」と述べ、裁判は結審しました。判決は、今月13日に言い渡される予定です。

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