高知市内の小学校で、給食にタバコのフィルターの巻紙と思われるものが混入していたことが分かりました。今のところ、体調不良を訴える児童はいないということです。給食に異物が混入していたのは、高知市の潮江小学校です。高知市教育委員会によりますと、6月3日午後0時45分ごろ、4年1組のクラスで給食の「チキンビーンズ」を食べていた児童が折りたたまれた状態の紙切れが料理に混入していたのを口に入れる前に気づき、担任に知らせました。
紙切れは、縦2.5センチ・横2センチの大きさで、学校が確認したところ、タバコのフィルター部分の巻紙ではないかとみられています。発見後、4年1組の児童18人全員に「チキンビーンズ」を食べることを止めさせ、これまでのところ健康被害の報告はないということです。潮江小学校では給食を学校内で調理していますが、担当した調理員3人は喫煙者ではないということで、高知市教育委員会では、食材を納入する業者や学校関係者などから聞き取りをおこない、混入した原因を調べています。