67年前、東京都立の墨田産院で別の赤ちゃんと取り違えられた江蔵智さんをめぐっては、生みの親の調査を命じた東京地裁の判決を受け入れた東京都が調査を行っています。調査の対象は、江蔵さんが生まれたのと同じ時期の1958年4月1日から30日までに出生した人で200人以上にのぼるということです。都は、墨田区に対し、調査に必要となる「戸籍受附帳」の開示請求をしていましたが、28日にその写しを区から受け取ったと発表しました。ここに書かれた名前や本籍地などを頼りに、都は今後、本籍地の自治体に戸籍の請求を行い、性別や現住所を確認するなどして、生みの親の情報を調べていくとしています。都は、戸籍受附帳が開示されたことを江蔵さんの代理人弁護士に伝えたということで「対象となる方々の個人情報の取り扱いに万全を期すとともに、 それぞれの方の心情に配慮した丁寧な対応を行っていく」と話しています。
67年前、東京都立の墨田産院で別の赤ちゃんと取り違えられた江蔵智さんをめぐっては、生みの親の調査を命じた東京地裁の判決を受け入れた東京都が調査を行っています。
調査の対象は、江蔵さんが生まれたのと同じ時期の1958年4月1日から30日までに出生した人で200人以上にのぼるということです。
都は、墨田区に対し、調査に必要となる「戸籍受附帳」の開示請求をしていましたが、28日にその写しを区から受け取ったと発表しました。
ここに書かれた名前や本籍地などを頼りに、都は今後、本籍地の自治体に戸籍の請求を行い、性別や現住所を確認するなどして、生みの親の情報を調べていくとしています。