紅葉名所の寺“トイレ閉鎖” 「心ないハイカーの乱暴使用で…」過去に水道蛇口破壊も

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トイレを閉鎖するのは、兵庫県・六甲山の麓にある鷲林寺です。
平安時代に建立され、紅葉スポットとしても知られるこの寺に、何があったのでしょうか?
トイレ閉鎖の告知:「一部の心ないハイカーの方々の乱暴な使用により、大変不潔な状態が続いておりました。誠に残念ではございますが、当該トイレを閉鎖することとなりました」
利用者のほとんどは、六甲山でハイキングするために訪れた人たちだといいます。
その中の一部の人たちが、トイレを汚したまま立ち去ったり、トイレットペーパーを持ち去ったりするなど、マナーの悪さが目立っていたということです。
水道の蛇口を壊され、寺が高額な水道代を請求されたこともあったといいます。
鷲林寺・藤原栄善住職:「『まるで掃除が行き届いてない』『何たることだ』というふうに、SNSでバーッと書かれた。一生懸命に掃除しても、そういうふうに書かれてしまったら、いっそのこと廃止したほうがいいのかなと」
閉鎖したトイレは、改築工事を行い、滝行用の更衣室や瞑想(めいそう)用の部屋として利用していくということです。

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