“B型肝炎ウイルス”感染歴を失念…大学病院で医療ミス 女性患者が死亡 リウマチ治療中にウイルスが再活性化

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名古屋市昭和区の名古屋大学病院で、リウマチの治療を受けていた70代女性が死亡し、病院側は2025年5月28日の会見で、医療ミスを認めました。 名大病院によりますと、死亡した70代の女性は、2008年から関節リウマチの治療で、免疫機能が体に強く作用することを抑える薬を投与されていましたが、2021年6月に、肝不全で死亡しました。 女性は過去にB型肝炎ウイルスに感染していて、免疫を抑制する薬の作用で、ウィルスが再活性化し、肝不全になったということです。 担当の医師が、女性がB型肝炎ウイルスの患者であることを失念し、肝機能の定期的な検査や確認を怠っていたことが原因で、名大病院は遺族に謝罪したうえで、損害賠償を支払う意向を伝えたということです。

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