就職の“替え玉”受験 当初は“グループ”で実行か

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就職活動中の学生になりすまし、企業のオンライン試験を代行する「替え玉受験」をしたとして逮捕された、関西電力の社員・田中信人容疑者(28)。
京都大学の大学院生だった4年ほど前に、仲間とグループを作り“替え玉”の依頼を受け始めたとみられることが新たに分かりました。
捜査関係者によりますと、グループは1件につき1万5000円ほどで引き受けていて、このうち2000円が田中容疑者の報酬だったとみられています。
田中容疑者は、今年1月にグループを抜け、1件2000円のままで依頼を受けていました。
独立した理由について、田中容疑者は「独立したほうが、学生が支払う費用が安くなるのでいいかと思った。ウィンウィンの関係でやっていけると思った」と供述しているということです。
警視庁は、田中容疑者が今年1月から7月までの間に、400万円程度稼いだとみています。

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