れいわ新選組が2日、7月の参院選大阪選挙区(改選数4)に、新人で介護福祉士の椛田(かばた)健吾氏(44)を擁立すると発表した。
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大石晃子共同代表(47)とともに会見した椛田氏は、大石氏の私設秘書も務めている。「ここ大阪で維新政治を終わらせ、国のあり方を変える必要があるとの強い思いから、大石晃子事務所で活動をしてきました。今までの政治家が壊してきた国民生活を取り返す転換期。今のこの政治を変えたり、変えられるのはれいわ新選組だけ。れいわ新選組なら、その政策が実現できるという思いから、次の参議院選挙大阪選挙区から挑戦することを決意いたしました」と抱負を語った。
記者団から、開催中の大阪・関西万博への受け止めを問われた椛田氏は「私自身、子どもが4人いてまして、PTAの会長もやっています。学校遠足が強制的に参加するようなことはあってはならない。万博に子どもたちを強制的に参加させるなという声は上げていきたい」と訴えた。
大石氏は「私自身も万博には反対で、中止を求めている。椛田健吾さんも参加されましたけれども、4 月13日の開幕日には万博中止を求めるデモを夢洲の万博開催地の隣といいますか、敷地外で行った。考えは変わりません」と強調した。
さらに「子どもには好きにしていいよって言ってましたけど、先週万博の遠足に行ってましたね。子どもは行ってました。私が『休め』という筋のものでもないですし、やはり子どもたちは行かなかったなら『なんで行かへんの』ってなりますし。子どもたちの目線で言えば、子どもたちが決めればいいですし」と、高校1年生になる大石氏の娘が先日、万博に行ったことを明かした。
大石氏は「ただ、危険なものがあるよとか、危険な情報、安全情報っていうのはちゃんと発信いくべき。教育っていうのは、やっぱり政治が支配をしてはいけないっていうことが教育基本法にも書かれている。それを、政治家が子どもたちに、教育現場に『これに行かなきゃいけないんだ』みたいなこと自体が非常に問題がある。教育のあり方として。そこはちゃんと訴えていくということもやっていきたい」とした。
大石氏の娘の、万博に行った感想を記者団から問われ「私のリビングのテーブルには、今ミャクミャクの変なぬいぐるみが置いてあるという…非常に屈辱的なビジョンのリビングになっています」と苦笑した。
「子どもは子どもで『親はこう言っているけどどうなんだろう』とか、いろいろ考えて育ってほしいので、西ゲートっていうところで東トイレ棟っていうのがメタンガスや一酸化炭素とかの高濃度スポットなので、親としてはその辺は行かんといてほしいという情報は伝えました。それをどうしたかというのは個人のことだったりグループ行動だったりするので、任せています」と、親子関係の一端をのぞかせた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)