太平洋上から…救急搬送 陸まで900km 男性の容体は

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海上保安庁のヘリが駆けつけたのは、SOSを出したサンマ漁船の上空。
特殊救難隊の隊員がロープ1本でつり下がり、すぐに救助を始める。
運ばれていたのは、乗組員の50代男性。突然意識を失い、倒れたという。
一刻を争う状況が、宮城県の陸地からおよそ900km離れた太平洋上で起きていた。
担架に乗せた男性を、ヘリにつり上げる。
ヘリから支援する隊員のカメラでは、船が立てる白波の上で、担架が少しずつ、こちらへと迫ってくる。
救助される男性が横たわり、隊員がその上にまたがるような体勢で、慎重に担架をコントロールしている。
ヘリに収容すると、男性の状況を確認。
移動中も命をつなぐ行動が続けられた。
病院に運ばれた男性。その後、会話ができるまで回復したという。

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