野口健氏が憤慨 富士山で20代大学生が2度救助「国によっては罰金ものでしょう」

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アルピニストで富士山清掃活動を行っている野口健氏が29日、X(旧ツイッター)を更新。物議をかもしている富士山で2度も救助された大学生の20代中国人男性の件に言及した。
BBCやCNNなど海外メディアは富士山に登った男性が22日にヘリコプターで救助されたが、再び同じ男性が置き忘れた携帯電話を取りに富士山に登って26日にまた救助されたと報じた。富士山の山開きは7月以降で今は閉山中だった。 野口氏は「海外でも批判殺到は当たり前。国によっては罰金ものでしょう」と憤慨。続けて、「これは日本は試されているとみたほうがいい。あらゆる手段を駆使し(お得意の拡大解釈でもいい)なんらかしらかのペナルティーを課さないとこの手の出来事が後を絶たなくなる」と、罰則がないと繰り返されると主張した。
報道によると、男性は最初は登山中にアイゼンを紛失し、具合も悪くなり救出されるにいたったという。26日は22日の登山で現場に置いてきた携帯電話などを取りに戻ったところ高山病を発病していた。
「個人的にはこの学生に記者会見をしてもらい何故にそのような行動にでたのかご自身の言葉で説明して頂きたい。彼にもそれなりに言い分があるでしょうし、一方的に批判されているのならばアンフェアという事にもなる。彼の意見をじっくりと聞きたいな」(野口氏)
最後に野口氏は「まず行うべきは県警によるレスキューでも救助費用を請求できるにすること」と提案した。

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