島根・松江市の米穀店の防犯カメラが目撃した目を疑う瞬間。何と左折してきた車が走っていたのは、車道ではなく歩道だったのです。
これには店主も思わずぼう然。固まってしまいました。
藤本米穀店・藤本真由社長:こっちに来ると思わなかったので、びっくりして止まりました。立ち尽くしてしまったような感じ。
店主によると運転していたのは高齢の男性だったといい、焦るそぶりもなく歩道を走ると、縁石の切れ目から車道に合流したといいます。
しかし、一体なぜ車が歩道を走っていたのか。その理由について、思い当たることがあるというのです。
藤本米穀店・藤本真由社長:道路標示が薄かったりするので、焦って左の車線と間違えて入った可能性は考えられなくはない。
実際に取材班が現場となった道路を走ってみると、確かに道路に書かれている「止まれ」の文字が消えかかっていて、歩道と車道の区別がつきにくくなっていました。
警察では、「消えかかった道路標示を見かけたら警察署に連絡してほしい」と注意を呼びかけています。